教育に関する雑考

自分の意見を言うこと、他人の意見を聞くこと

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先日のこと、自宅のポストに一枚のはがきが入っていました。見れば学校からのもの。ドキドキしながら内容を確認したところ、Scienceの先生から長女あての手紙で、「あなたの授業態度はとてもすばらしい」というような趣旨のことが書いてありました。 先生からお褒めの言葉をいただいた長女ですが、日本人の基準で見ると、褒められるようなものでは断じてありません。夏の一時帰国中にH学園の体験授業を受けたときに彼女が授業を受けている様子を久々に見ましたが、先生が一生懸命話をしているときに二の腕のムダ毛をじっくり観察してナデナデしてみたり、キョロキョロ周囲を見回したり、本当に… 続きを読む »自分の意見を言うこと、他人の意見を聞くこと

論理と共感:ロバート・キャンベルさんの祝辞(東京大学平成30年入学式)を読んで

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8月下旬となり、子供たちの学校では新年度が始まりました。長女は中学生になりました。新しい先生に新しいお友達、まだ慣れないながらも、とりあえず今のところは順調な滑り出しのようです。 そんななか、たまたま、日本文学者のロバート・キャンベルさんが4月にあった東京大学の入学式で述べた祝辞を目にしました。非常に示唆に富む文章で、思わず何度も繰り返し読んでしまいました。久しぶりに人の書いた文章を読んで鳥肌が立つ思いがしたので、紹介したいと思います。当初は一部を抜粋して引用させていただこうかと思っていたのですが、全体を読まないと理解が難しいこと、また数年後に東京大学の… 続きを読む »論理と共感:ロバート・キャンベルさんの祝辞(東京大学平成30年入学式)を読んで

中学受験、帰国子女の学校選び

我が家は帰国枠での中学受験を考えているので、7月に一時帰国をした際に、学校説明会や学校訪問などに積極的に参加しました。実際にいろいろな学校の話を聞き、訪問してみて、どうだったかという点について、簡単にまとめておきたいと思います。   志望校を選ぶにあたってチェックしている点 志望校を考えるにあたって、語学教育の面で我が家がチェックしているのは、以下のような点です。(★は我が家にとっての重要度を示しています。) ①英語がネイティブ教員による取り出し授業になっていること(★★★)②海外大学進学も視野に入れ、英語力をさらに「伸ばせる」環境であること(★★)③図… 続きを読む »中学受験、帰国子女の学校選び

【論文紹介】<外国語学習の年齢的限界>A critical period for second language acquisition: Evidence from 2/3 million English speakers

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語学学習の臨界期についてCognitionというジャーナルに発表されたある論文が、大きな話題を呼んでいます。MITの脳科学者らが執筆した、A critical period for second language acquisition: Evidence from 2/3 million English speakersという論文です。 BBC、TIMES、The Guardian、Daily Mailと、多くのメディアがとりあげたこの論文。子供たちのインターでは、理事長がブログで取り上げていました。この論文、なにがすごいかというと、Facebookに… 続きを読む »【論文紹介】<外国語学習の年齢的限界>A critical period for second language acquisition: Evidence from 2/3 million English speakers

中学受験、女子の学校選びと人生観

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最近、周囲の友人や知人と話をしていて、しみじみ感じること。それは、女子の場合、どのような学校で中高時代を過ごしたかによって、考え方やその後の生き方が大きく異なってくる可能性があるということです。 駐妻ワールドというやや特殊な世界にいると、自分とは生き方が違う人と話をする機会も多くて、考えさせられることがしばしばあります。「ご主人の仕事で海外に来ているのでしょ?だったら妻としてご主人をサポ―トすることが一番大切な役目ですよね。次はお子さんのことでしょう。なのにお仕事をされるなんて・・・」なんて趣旨のことをさらりとおっしゃる方もいたりします。私の場合、夫を「… 続きを読む »中学受験、女子の学校選びと人生観