教育に関する雑考

学歴が意味すること

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私の友人に、20代なかばで起業して成功し、「億万長者」になった人がいます。 彼はもともと頭がよく、高校はいわゆる名門の進学校に入学したのですが、高校に入ってから遊んでしまって、大学受験の勉強を全くしなかったため、地方の無名の大学にしか合格できませんでした。大学卒業後一念発起し、一般企業で2~3年勤務したあと、ベンチャーを起業し、成功を収めました。 彼の会社はそれなりの規模になっていますが、今でも新卒採用の面接は必ず彼がやっているとのこと。そして、採用の際に彼が一番重視するのは、「学歴」で、一流大卒の人間しか採用しないとのことでした。 彼によると、当初は、… 続きを読む »学歴が意味すること

【論文紹介】<10年後になくなる職業>THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION? (Carl Benedikt Frey and Michael A. Osborne)

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少し前になりますが、今後10~20年程度でなくなる職業について分析したオックスフォード大学の研究者の論文が巷で話題になっていました。子どもの教育を考えるにあたっても参考になりそうな記述が色々あったので、紹介してみたいと思います。   Frey & Osborne論文(英語)と日本語の解説 英語で書かれたもとの論文はこちら。 Carl Benedikt Frey and Michael A. Osborne THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISAT… 続きを読む »【論文紹介】<10年後になくなる職業>THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOW SUSCEPTIBLE ARE JOBS TO COMPUTERISATION? (Carl Benedikt Frey and Michael A. Osborne)

首都圏私立中(女子)の勢力図 この30年での変化

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先日久しぶりに、首都圏の私立中の偏差値一覧(四谷大塚や日能研のもの)を目にしました。私が受験をしたのは30年近く前ですが、当時と比べてみると、変わっているところもあれば変わっていないところもあり、とても興味深かったです。 以下、約30年前との違いを簡単にまとめてみるとともに、帰国子女入試についての有名校の取扱いを調べた範囲で記載しておきます。 ① 新興勢力の台頭 今や最難関校のひとつとなった渋谷学園幕張(渋幕)と豊島岡女子は、30年前には偏差値60にも届かないくらいの難易度だったと思います。渋谷学園渋谷(渋渋)はまだなかったはず。3校とも、30年でここま… 続きを読む »首都圏私立中(女子)の勢力図 この30年での変化

プレシデントFamily「英語子育て大百科 2015年完全保存版」を読んでみた。

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プレシデント社から、「英語子育て大百科」なる雑誌が出ていたので、購入しました。今回はその書評です。 プレシデント社のFamily向け雑誌は書店で見かけることがよくありましたが、表紙に踊る「わが子を東大に!」「賢い子の○○術」みたいな言葉が痛々しくて、今まで買ったことはありませんでした。ただ、今回は、英語教育と銘打っていたので、気になって購入。   結果。これ、かなりいいです。いや、すごくいいかも。 英語教育・教材等についての情報って巷に溢れすぎていて、本当に役立つ情報を集めるのはかなり大変だと思います。この本には、知りたかったけどわざわざ自分で… 続きを読む »プレシデントFamily「英語子育て大百科 2015年完全保存版」を読んでみた。

バイリンガル教育のゴールはどこに設定すべきか

少し前のことになりますが、日本語補習校(現地校に通う日本人が土曜日のみ通う学校)にて、子ども達に勉強を教える機会がありました。教えたのは、長女とほぼ同じ年代の小学生15人ほど。8割くらいがハーフのお子さんでした。 印象的だったのは、日本語と現地語、両方について学年相当の語学力があると思えるお子さんがひとりもいなかったことです。基本的には、両親のどちらか又は双方が日本人のお子さんですから、みんな日本語は流暢に話すのです。ただ、母語が現地語のお子さんの場合、日本語の読み書きは苦手で、特に漢字にはとても苦労していました。そりゃそうですよね、1週間に一度、頑張っ… 続きを読む »バイリンガル教育のゴールはどこに設定すべきか