インター入学後4年4か月目。11歳長女の語学の学習記録です。
英語
一時帰国の際に、帰国子女向けの英語のテストを受けてみました。国算の模試は定期的に受けているものの、英語についてはこれまでこの種のテストを受けたことがなく、長女の英語力が帰国子女の同学年の子たちのなかでどの程度のものなのか、よくわかっていませんでした。学校では、英語は他教科に比べるといまいちの成績ですし、非英語圏滞在で他言語の学習にも時間を割いている状況なので、英語圏からの帰国組や日本でがっつり対策をしている帰国組には到底太刀打ちできないだろうな・・上から30%くらいにinできればいいかな・・と思っていました。
結果は予想よりもかなり良く、上から6%くらいでした。ただ、女子のなかで見ると、上位10%ラインになんとか入っているくらいの立ち位置。そう、このくらいの年齢だと、語学は女子の方がよくできるんですよね。同じ帰国枠受験といっても、英語に限って言えば、男子よりも女子の方が激戦の模様。
成績の内訳をみると、読解は良好、一方語彙とリスニングは悪かったです。リスニングはスピードについていけず慌てている間に終わってしまった模様。これは慣れれば何とかなるかなという感触です。なのでとりあえずの課題は、語彙の強化・・・かな~。付け焼刃的な対処法になりますが、Wordly WiseのBook 7を開始しました。夏までに終わらせるのが目標です。
ドイツ語
こちらは特に学習らしい学習はしていません。ただ、youtube動画をみたり、雑誌やフリーペーパーを読んだりと、日常生活のなかに少しずつドイツ語が根付いてきた感じがしています。でも本にはまだ手が伸びないですね。学校で宿題が出れば、うすい本を読んでいます。
ちなみに本人は高校か大学でドイツに留学したいそうです。調べたところ、高校の交換留学ならたいていA2レベルで十分のようで、ハードルはさほど高くなさそうです(長女は先月A2を取得済)。しかしながらドイツの大学に正規に入学するとなると、B2~C1が必須。一気にレベルがあがり、かなり大変です(交換留学ならここまでは要らなそう)。
とりあえず中学受験が終了したら公文でドイツ語を学び、中1までにB1、中3までにB2がとれるといいのかなと思っています。(あ、もしかしたら中3だとゲーテのB2は年齢制限にひっかかるかもしれませんね。あとで調べてみよう・・・。)
日本語
今月は一時帰国をしたので、日本の本をあれこれ読みました。上記のほかにも何冊か読んでいた記憶ですが、メモをしそびれました。
中でも長女が絶賛していたのが辻村深月さんの「かがみの孤城」。私も辻村深月さんの作品をいくつか読んだことがありますが、正直、苦手です。あまりにも文才がありすぎる方ゆえに、読んでいて黒い底なし沼に引き込まれるような恐怖感を覚えてしまいます。長女はもっと辻村作品を読みたいとのことで、とりあえずいくつか買ってきましたが、長女に読ませるのがいいのかどうなのか・・・迷い中です。
国語は四谷大塚の合不合模試を受けてみました。偏差値は大きく落ちてY50台前半に。今回は試験時間が長く記述式問題が多かったのですが、記述問題で悉く✖をもらっていました。長女の場合、選択式の読解問題は着実に点が取れますが、記述になると一気に点が落ちます。今回は分野別の偏差値というのも記載されていたのですが、記述問題は40台。苦手なのは以前から感じていましたが、こうやって数字を目にすると、「ああ、やばいな」と実感。普段日本語を「書く」ことがほとんどないので仕方がないのですが、さてどうするかな。書く力は一朝一夕で伸びるものではなく、ここで対策をしても焼け石に水になりそうな予感がするし、かといって何もやらないのも問題ありそうです。なお今回は算数が良くて70近い偏差値を出していたので、二科ではY60台をキープできていました。以前は国語≧算数でしたが、最近は算数>>国語になりつつあります。帰国枠入試にこの偏差値は不要なので、算数はもう少し手を抜いて、国語に時間を割いた方がよさそうです。
中国語
最後に中国語。
3月に受験したHSK1級は無事合格。120点とれば合格のところ、182点でした。内訳は、リスニング82点、リーディング100点。リーディングはHSK1級レベルでしたら日本人なら楽勝と思いますので、キーを握るのはリスニングになります。

6月か7月にHSK2級を受けるかどうしようか迷い中です。語彙リストと模擬問題をチェックして、近日中に方針を決定する予定です。
以上、2019年4月の語学の学習記録でした。