インターの学校生活, 子どもが使う英語表現

“abroad”も”foreign”も知らない!インター生の語彙

先日、次女が英検2級を受験しました。

家でエッセイの練習を少ししたのですが、そのなかでびっくりしたことがありました。次女が、エッセイの問題に出てきたabroadという言葉の意味を知らなかったのです。別の問題で出てきたforeignという言葉も知りませんでした。foreignは正確に発音することもできませんでした。

当然のことながら、「えええーっ!こんな中1~2レベルの単語を知らないの?」と私はびっくり。本人いわく、「え~、そんな言葉、聞いたこともないも~ん」とのこと。語彙力がないとは思っていましたが、まさかここまでひどいとは・・・。呆然。

 

ところが、です。

この話を長女にしたところ、「確かに両方とも普段は使わない言葉だね。私は意味は分かるけど、使ったことはない。誰かが言っているのを聞いたこともない。」とのこと。

インターの他の日本人ママに聞いたところ、「そうそう、うちの子も知らなかったのよ!英検の問題集で出てきて、初めて知ったのよ」とのこと。

 

そう、abroadもforeignも、子供たちのインターでは使われない言葉だったのです。

我が家が住んでいるのはヨーロッパ大陸なので、車で走ればすぐに「外国」です。国境でのチェックもほとんどないので、国境を越えたことに気づかないことも多々あります。だから、例えばどこかに旅行で行ったときに「●●に行ってきた」とは言うけど、「国外に行ってきた」という言い方はしないのでした。

また、海外インターにいると、そもそも我が家のように100%単一民族という家庭がレアだったりします。お父さんはA国人でお母さんはB国人、お父さんの両親はA国人とC国人で、何代かさかのぼればD国人、一方お母さんの両親は・・みたいな。ハーフとかミックスという言葉も使わないですし、そもそも誰が何国人なのか、誰も気にしていないという。。。ちなみに、国籍ではなく、母語(mother tongue)が何かが話題になることは多いです。

だから、「学校ではabroadもforeignも使わない」というのは、言われてみれば納得。でも、子供たちに教えてもらうまで、全く気づきませんでした。この2つの単語って日本の英語教育では頻繁に出てきますよね。日本人の感覚にはマッチしていて使いやすい便利な言葉だから、日本では多用されるのでしょう。でも欧州では逆のようです。

ちなみにforeignという言葉は、最近は日本でも、あまり使わない方がいいといわれています。よそ者的なニュアンスが感じられるので、foreigners ではなくpeople from other countriesなどの表現の方が無難なようです。

 

そんなわけで、abroad もforeignも知らない次女にびっくりしたものの、その後実は私の感覚の方が古かった(というか極めて日本人的だった)ということが分かり、再度びっくり&反省した次第です(笑)

日本でも、foreignが死語になる日が来るといいなあと思います。

 

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