来年夏に本帰国になりそうな我が家。帰国後は子どもたちは地元の公立小学校に戻る予定です。
ところが・・・我が家の次女、「公立小はいや。行くならインターがいい!」と言い出しました(汗)
なぜ公立小がいやなのか、次女に意見を聞いたところ、こんなことを言っていました。
- 授業中、ずっと椅子に座っているのが苦痛。インターだと床の上でゴロゴロしたり、ソファーで本を読んだりもできるのに、日本だとできない。
- 授業中は先生の話をじっと聞いているだけ。子どもたちが意見を言う機会があまりない。だから授業がつまらない。
- リサーチにインターネットを使えない。発表の資料を作るのにiPadやPCを使うことができず、全部手書きしなければならない。
- 休み時間に外に出る子が少ない。女の子はだいたい教室で折り紙をしたりおしゃべりをしたりしている。中には漢字ドリルをやっている子もいたりする。私は外で鬼ごっこやドッジボールがしたい。
- 時間割に図書の時間がない。
- 夏に体育で汗だくになるのが気持ち悪い。
- 宿題もたくさんあって大変そう。
- 校庭の遊具がつまらない。
うーん。どうやら次女は、4年間のインター生活で、すっかり日本の小学校生活に違和感を持つようになってしまったようです。ソフトランディングを考えて、我が家は毎年夏に一時帰国し、地元の公立小に体験入学をしてきました。毎日楽しく通っていたので、これなら本帰国後も大丈夫だろうと安心していたのですが・・・「夏休みの間だけならいいけど、これがずっと続くと思うと、やんなっちゃう」のだそうです(汗)
しかし「休み時間に漢字ドリル」って。びっくりして詳しく話を聞いたところ、幼稚園時代に仲の良かった女の子が、休み時間にひたすら漢字ドリルをやっていて、体験入学のときに同じクラスになったのに全く一緒に遊べなかったとのこと。彼女が特殊なのではなく、「休み時間に漢字ドリル族」がクラスに3人くらいいたそうです。うーん、この年代の子たちは遊びを通じて社会性を身に着けていくので、漢字ドリルなんて家で適当にやって、休み時間は学校のお友達と思いっきり遊ばせてあげればいいのにと思いました。
ちなみに、次女に「日本の小学校でいいところはないわけ?」と聞いたら、「給食!」と即答。給食は大好きなようです。つか、それだけかい。
親からすると、日本の小学校にも様々な長所があるように思います。日本人であるからには、きちんと日本の学校でも学んでほしいです。それに、インターは学費もかかるし、通学時間もかかるし、日本語の勉強は別途考えなければならないし・・・。う~ん。
とりあえず、春の一時帰国のときに、次女を連れてインターの見学にも行ってみようと思います。
やれやれ、またひとつ、帰国後の悩みが増えてしまいました。
