最近バタバタでなかなかブログの更新ができていません。書きたいことはいろいろあるのですが・・。
さて、今日はおすすめの国語ドリルを一冊ご紹介しようと思います。国語の指導で定評のある福嶋隆史先生のドリルです。
このドリル、タイトルを見た瞬間に、「おおおお、まさにうちの子のためにあるドリルだ!」と感じて即購入したのですが、期待どおりでした。
そう、うちの2人、びっくりするくらい、常識がないんです。海外在住なので仕方がないといえば仕方がないのですが、親からすれば当然知っているだろうと思うことを全く知らなかったりします。何を知らないのか予測不能ですので、対策の立てようもなく、困っていました。
「常識」がないと、国語の読解で意味が分からず立ち往生することがしばしばあります。たとえば「ストライクゾーン」「空振り」という言葉の意味は、野球のルールを知らないと正確に理解できないわけです。もちろん読解問題を解いて躓けば、そこで親が教えることはできるのですが、「ほかに野球用語で国語の読解で出てくる言葉って何があったっけ?」と考えてみても、なかなかすぐには出てこないわけで、効率的に学習を進めることができていないな~と感じていました。
このドリルでは、小学生としてこのくらいは知っていた方がよいという事項が体系的かつコンパクトにまとまっています。こういう本、あるようで意外にないんですよね~。

目次はこんな感じ。Part 1の「スポーツの常識」とPart 2の「日本の常識」がかなり役に立ちました!
ちなみに我が家では、ドリルとして使うのではなく、家族でのドライブ旅行中にクイズの種本として使いました。子供たちが知らない「穴」の部分を親が把握し、効率的に穴埋め作業をするためのツールとして、非常に役に立つと思います。
海外在住のお子さんの場合、このドリルで載っていないことで他に押さえた方がいい「分野」としては、①季節の行事、②日本の童謡、③仏教/神道、④魚の名前、⑤天皇制といったあたりがあるように思います。①については、別記事でもご紹介した村上龍さんの「日本の伝統行事」がおすすめ。②~⑤については特に書籍は使わず、日々の生活のなかで少しずつ教えています。
以上、おすすめドリルの紹介でした。