語学の学習記録 3年6か月目 長女(11歳)

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バタバタしていて更新がすっかり遅くなってしまいました。インター入学後3年6か月、語学の取り組みについてのまとめです。

Reading

6月も英語の本はよく読みました。

まずはPercy Jacksonシリーズ。2巻から5巻まで一気読み。長女いわく、「ギリシャ神話の神様が色々出てきて、勉強になる」「英語もそんなに難しくなくて、読みやすい」とのこと。

それからDreamsnatcherシリーズというものも読みました。ちょっとマイナーな本ですが、ふと立ち寄ったロンドンの街の本屋で著者のサイン付のものがあったので1巻を購入したところ、非常に面白かったようで、英検の試験前日もずっと読んでいました。旅行中に2巻と3巻を追加購入、3冊一気に読みました。両親を悪い魔法使いに殺された少女を主人公とする物語で、ハリポタが好きな女の子がはまりそうなファンタジーです。

こちらは学校の課題図書。アフガニスタン難民の少年を主人公とする物語です。

続いて読み始めたのは、Artemis Fowlシリーズ。12歳の天才少年、アルテミスくんを主人公とする物語。Percy Jacksonにはまった長女は、「アルテミスって女神の名前なのになぁ」なんていいながら、読んでいました。Guided Reading: Y、Lexile: 600L。Lexileはハリポタより低いのですが、ざっと見た限り、ハリポタよりも難しい単語が多いような気がしました。こういう難易度ってどういう基準で決まっているのかな。今度調べてみようと思います。

Listening

学校でThe Greatest Showmanを見たそうです。「ストーリーはいまいち。でも音楽がすごくよかった!」との長女談。たいそう気に入ったようで、日本への帰国便のなかでも再度見ていました。

英検1次の成績

6月に受けた準1級の1次試験は無事合格、2次の受験票とともに1次の詳細な成績が届きました。

Readingは29/41とまあそこそこの成績だったのですが、内訳をみると、大問1(語彙)が14/25、大問2・3(読解)が15/16。読解はほぼパーフェクトなのに、語彙がボロボロという。まあ仕方ないですね、勉強していませんから。

成績表をみながら、ぼんやりと「なんかこういうことが前にもあったなあ」とデジャブ感に襲われたのですが、よくよく考えてみると、こちらでした。

ちょうど一年前に受けた四谷大塚の全国統一テストの国語の成績。赤が平均、青い部分が本人の成績なのですが、語彙の部分だけペコンとへこんでいます。長女の場合、英語も日本語も、読解はそれなりにできるのに、語彙が足りないということですね。読解力は言語が違っても共通する部分がいろいろあるのでしょうが、語彙はそうもいかないので、こういう結果になるのでしょう。両言語を高度に使いこなせるようになるには、この語彙部分をどうやって高めていくかがキーになってくるのだなと、改めて感じました。

仮に英検準1級に合格すれば次は1級となるわけですが、過去問を見ると、とにかく語彙問題が難しすぎて、とても長女が太刀打ちできるレベルではありません。英検はあくまでも「日本人としての英語力」を測るものなので、我が家はあまり深いこだわりはないのですが、もし帰国枠での中学受験にこのレベルの語彙が本当に必要ならば、何か考えなくてはいけません。この夏休みにいろいろな方のお話を伺って、今後の語彙学習の方向性について考えたいと思っています。

日本語

この夏休みは日本語力の底上げに注力する予定です。1年前に受けた上記全国統一模試の国語は、上位3%に入る成績でした。今年は英検の試験と重なってしまって全統は受けられなかったので、かわりに四谷の7月の公開テスト(組み分けテスト)を受けてみる予定です。全統とは受験者層が異なりますし、長女はほかの中学受験組のようにガチでの受験勉強はしていないので、偏差値がかなり落ちるであろうことは織り込み済みです。そこはあまり気にせず、知識問題の部分について1年でどこまで底上げができているかを確認したいと思っています。

 

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