インター入学後3年4か月経過。10歳長女の語学学習の記録です。
Reading
まずは今月の読書。
ハリポタ6巻、7巻を読了。名残惜しいのか、7巻の後半部分を再読していました。あと、ハリポタのレシピ本なるものを読んでいました。次の8巻(Cursed Child)が読みたいようなのですが、図書室の本はずっと貸出中。
そのほかフィクションでは、Coralineという本を読んでいました。ちょっと怖い系のファンタジーです。主人公が新しく越してきた家には、鍵のかかった開かずのドアがありました。ある日主人公がそのドアを開けると、そこには自分の家と全く同じ間取りの異次元の家が。おいしい食事とたくさんのおもちゃ、そして優しそうなお父さんとお母さんがいて、主人公に「あなたをうちの子にしたいわ。ずっとね」とささやきかけるのでした。しかしながら、実は・・・ギャー!!!というお話・・・らしいです。Guided Reading:W。
本人のなかで「コワイ話ブーム」なのか(小学生ってそういう時期がありますよね)、Scary Storiesという本とその続編も読んでいました。こちらは分量も少なく難易度もGuided Reading: Sと易しめ。短編集なので、学校の行きかえりにサクサク読める感じでした。
ノンフィクションで読んでいたのは、スキューバの教本に、マイクラの本。
意外なヒットだったのがスキューバの教本。スキューバは一定の危険性を伴う行為であるため、ライセンスを取るには知識+実技が必要です。ちょっと自動車の免許に似ていますね。「ほおおおお」と感じる知識がたくさんで、いい刺激になっている模様。そういえば、学校の課外活動ではライセンスに必要な海洋実習がないので、一時帰国時に受講できるところを探し中。
マイクラ本はレッドストーン本を熟読。マイクラのオフィシャルガイドブックといえば、茶色い表紙のシリーズがよく知られていますが、昨年、上記の赤と白の表紙の新シリーズが加わっているようです。本人に、「レッドストーンについて学ぶなら、どっちがおすすめ?」と聞いたら、「どっちもいいと思う。内容も違うしね」とのこと。
英検対策
6月の英検準1級の受験に向け、語彙対策をぼちぼちと。しかしながら語彙の勉強をはじめるとすぐに睡魔に襲われるようです。まあそうだよなぁ、つまらないよなぁ。
ちなみに英検受験はロンドンまで行く必要があるので、ついでにオックスフォードとケンブリッジの両大学を見学してこようと思い立ちました。ロンドンに行くなら、ミュージカルも見たいし、大英博物館とナショナルギャラリーにも行きたいな。色々プランを考えだしたら、ワクワクしてきて、もう英検なんてどうでもよくなってきてしまいました!(←オイ)夫も同様で、ワクワクしすぎて英検と同じ時間にハリーポッターのテーマパークのチケットを予約しようとする始末。やれやれ。
まあ、受かればラッキーくらいの感じで、準1のみ、チャレンジさせてみます。
国語(日本語)
最近、日本語の読書量が激減しています。学習漫画系を別にすると、半年で10冊くらいでしょうか。今月はわずか1冊。「西の魔女が死んだ」を読みました。日本語の本、本当に読まなくなってしまいました。。。
国語の強化が必要なことは前々から認識しており、2月から日系の学習塾で勉強をみてもらっています。勉強時間は塾の授業+自宅学習で週5時間くらい。使っているのは四谷大塚の予習シリーズと「漢字とことば」の2冊。演習問題集の類は購入もせず。公文も時間がなくなったので中断しています。
塾では国内受験生向けのテストも受けさせてもらっています。毎回堅実に得点できている算数と違って、国語は偏差値70台から50台まで振れ幅が大きいです。読解文で理解できず考え込む→時間切れで最後まで解けずというときに成績がガクンと落ちます。それでも、日本語に触れる時間が少ない割には健闘しているように思います。
とはいえ、塾の先生からは、語彙不足を指摘されています。たとえば、表面積を「おもてづらせき」と読んでしまったり。「日本のしょうちょう(象徴)は~」と言おうとして、「日本のしゅちょうは~」と言ってしまったり。普通の日本のお子さんはしないようなミスをよくしているようです。
塾の先生からはもう少し学習量を増やすことを提案されています。母語が大事ということはわかっていますし、日本で中学受験の勉強をしている子たちのおそらく半分程度の演習量しかこなせていないことも認識しています。けど、今のところ、これ以上国語の時間を増やす予定はありません。基礎的な力はあるし、少なくとも中学校の3年間は日本の学校で日本語どっぷりの生活になる見込みなので、中・長期的に考えれば、今は国語に重きを置くタイミングではないと思っています。
ドイツ語
長女の場合、今一番伸ばしたいのは、ドイツ語かもしれません。英語以上に帰国後の保持が難しいのがドイツ語です。ドイツの大学進学、いろいろリスクはありますが、魅力もあります。子供が将来、「やっぱりドイツの大学に行きたい」と思ったときのために、この1年でできる限り伸ばして、児童書が読めるくらいのレベルにもっていけるといいなと思います。そういえばグローバルに活躍している東欧出身の友人の経歴は、ドイツの大学→アメリカの大学院。世界に通用する学歴をできる限りコストを抑えて手に入れるには最適のルートかもしれません。
そんなわけで、ドイツ語を強化したいので、我が家ではデジタルタイム(動画視聴、ゲームの時間)を一日30分としているものの、ドイツ語のみ制限なしにしています。このため長女は最近、ドイツ語でマイクラ動画を熱心に見ています。リスニング力向上にどの程度役立っているのかよくわかりませんが、動画視聴は息抜きにもなるし、続けさせるつもりです。
ゲーテインスティチュートからは今月も子供用試験実施の連絡はなし。もう諦めて大人用の試験を受けさせようかと考え中です。
以上、英語の「お勉強」はあまりしませんでしたが、よく読んだ1か月でした。