先日、次女の誕生日会を開催しました。
毎度のことながら、誕生日会、子供はキャッキャ、親はぐったり。インター入学から間もないころは、子どもの交流関係を広げるためと思い、モチベも高かったのですが、最近はそんなモチベも低下しており、面倒だなという気持ちが勝っています(汗)
「誕生日会、やりたい?もしやらなくていいなら、かわりにプレゼントを●●ユーロ分、買ってあげるよ」
次女にそうささやきかけてみましたが、次女の回答は「やっぱり、やりたい!」
まあ、楽しいものね~。仕方ない。というわけで今日は、誕生日会のうだうだについて書いてみようかと思います。
誕生日会の面倒な点
なぜ誕生日会が面倒なのか。いろいろあるんですが、整理すると以下のような感じです。
・招待する子供の選別
クラスの一部の女子だけを呼ぶと、後でひんしゅくを買うリスクがある。かといって全員を呼ぶのはプラン的に厳しい。トラブルメーカーなお子さんはできれば呼びたくないけど、呼んでもらっている場合には呼ばざるを得ない。ああ、面倒!
・会場やプランの選定
我が家が住んでいるのはドイツ語圏、英語でアクティビティーが楽しめるお誕生日会スポットは、多いようで少ないのが現実です。多いのは室内遊技場や博物館などですが、誰かがやっていると「またあそこか~」になってしまう。人気スポットは数か月前からの予約が必須なので、かなり前から目星をつけておくことが必要。加えて、先にお誕生日を迎えるお友達とかぶってしまった場合に備え、キャンセル条件の確認や、Plan Bの検討も必要。あああ、面倒!!
・準備あれこれ
まずは招待状。招待した人が全員参加になるとコストがかかるけど、参加率が低いと子供がかわいそうなので、結果的にはそれなりに気合の入った招待状を作成することに。招待状を送って(クラス全員招待でない場合にはこっそり個別にママや子供に渡す)、出席できるかどうか予定を聞いて、予約人数を確定させる。
それから当日に向けて、ケーキ、お菓子、飲み物、Guddie Bag (お土産)などを準備。ああああああ、もう本当に面倒!!!
No more 誕生日会?
色々面倒な誕生日会、「やらない」「呼ばれても行かない」というスタンスのご家庭も、実はそれなりにあります。
多いのは、中東出身のご家庭。特に女子の場合、不必要に外出させないというイスラム教上の暗黙のルールがあるのでしょう、NGとしているご家庭が多いです。
そして意外なことに、アメリカ人にも、こういうポリシーの家庭が相当数あります。ド派手な誕生日会を開催するご家庭が多いアメリカですが、「アンチ」も相当数いるようです。特に教育熱心で親御さんがしっかりしているご家庭ほどアンチの傾向が強いです。我が家も最初からそうする勇気があれば・・・と思ったりします。
プレゼント格差問題
そしてもうひとつ、悩ましいのが、「プレゼント格差」問題。
誕生日会はプランにもよるものの、外部の会場で行うと、1人あたり20~30ユーロ程度の費用が発生するのが通常です。このため子供たちのインターでは、呼ばれた側も同じくらいの金額のプレゼントを持っていくのが暗黙のルールになっています。
ただし、裕福な家庭のお子さんの場合、高価なプレゼントをポンッとくれたりします。一方、発展途上国からきているお子さんのなかには、3~5ユーロ程度のプレゼントを持ってくる子もいたりします。色々なご家庭の子がいるのがインターの良さだし、別に見返りを求めて誕生日会を開いているわけではないので、私個人としてはそれでいいと思っているのですが、問題は子供たち。高額なおもちゃをもらうと喜ぶし、安いものだと「もしかして〇〇ちゃんには嫌われているのだろうか」としょんぼり。3ユーロのおもちゃだって、相手のお母さんは、あちこちお店を探し回って限られた予算のなかで準備してくれたのかもしれません。だから感謝の気持ちを持ってほしいのだけど・・・なかなか説明が難しいのが現実です。
さて次女の誕生日会は
今年の次女の誕生日会は、我が家がよく行っているpottaryで開催することにしました。ケーキを食べてお祝いをしたあと、英語が話せるコーチの指導のもとで陶器の絵付けを楽しみ、焼きあがった作品を10日後にプレゼントするというプランです。
最近は手を抜くところもだんだんわかってきました。ケーキは大きくて一見立派だけど(そして味もおいしいのだけど)、実はスーパーで買った冷凍のものです(笑)。これなら食べ残しがたくさん出ても惜しくな~い!ろうそくは1ユーロショップで購入。Guddie Bagはあらかじめ日本の100円ショップで購入してきたグッスを活用。
我が家がよく使っているお店なので段取りなどは分かっていて、その点は気が楽だったのですが、問題は参加するお友達のなかに超アクティブな女子が数名混じっていたこと。きちんと座っていることができるのか、お店の人や他のお客さんに迷惑をかけないか、心配でした。
さて迎えたパーティー当日。案の定、大声ではしゃぎ、お菓子の食べかすをまき散らす子供たち。テーブルの上にみんなで食べるために置いてあるキャンディやチョコを、全部自分のものにしようとかき集めてポケットに入れ始める子や、炭酸飲料のボトルを思いっきり振って開けようとする子も。店の外に知り合いを見つけてパーッと突然駆け出して行ってしまう子もいて、あわてて追いかけたりもしました。
いろいろな国の友達がいるのはとても素敵なことなんですが、こうやって集まると、日本人のお子さんは絶対にやらないようなことをやる子が1人や2人ではないのです。プレイデイトやスリープオーバーでも感じることですが、他国のお子さんを預かるのは、結構大変です。そういえば昨年の一時帰国の際、日本の学校のお友達4人を呼んで自宅でスリープオーバーをしたのですが、あまりに楽ちんでビックリしました。個人的には、日本人3人=外国人1人くらいの負担感です。
さて、バタバタでなんとか終了した誕生日会ですが、うれしいことに大好評で、一番の暴れん坊将軍の女の子からも「今まで行った中で最高の誕生日会だった!私も同じ場所でやりたい!」なんて言葉をいただき、びっくりしました。誕生日会をきっかけにより仲良くなったお友達から、スリープオーバーのお誘いも。うん、色々面倒だったけど、誕生日会、やっぱりやってよかったかもしれません。
さて、来月は、今度は長女の誕生日会です。こちらはチョコレート専門店の厨房を貸し切り、パティシエにお菓子作り教室を開いてもらう予定。準備は大変ですが、楽しめればいいなと思っています!
こんにちは!お久しぶりです、いつも楽しみに読ませていただいています。
インター選びについてはいろいろなアドバイスありがとうございました!
インター転入後、1か月過ぎました。英語は大変ですが、居心地は良さそうで二人とも楽しく通ってくれていて
一安心しているところです。
さて、我が家の娘も、お誕生会の招待状が来ました~。
私的には、アンチ派なのですが、まだクラスの日本人一人としかつながっていなさそうな娘が、
友達を広げるチャンスかも!と、参加する方向で考えています。
今後を考えるとめんどくさいのですが。。。(笑)
が、お誕生会参加の大まかなルールが分からず困っています。
招待状をいただいた方とも面識は全くありません(笑)
プレゼントの相場や、親付き添いの有無、きょうだい参加などについての、お作法情報は
どうやって手に入れましたか?
国や学校、その他もろもろにより状況は違うとは思うのですが、
無難そうな対応があれば、アドバイスいただければありがたいです!
ちなみに、ご自宅のプールでの開催、クラス全員に招待状が届いているようです。
ホストは、イスラエルのご家族、お子さんは女の子です!
ぜひぜひよろしくお願いいたします!
こんにちは!インターの生活、お嬢さんたちが楽しまれているようで何よりです。
誕生日会のルールは、同じ学校の日本人の方にこそっと聞くのが一番確実です。おっしゃるとおり、地域や学校によってかなり違うと思います。
自宅プールサイドでのパーティーということでしたら、家族同伴の可能性が高そうですね。
もし私だったら、「その日私の用事が入る可能性があるのだけど、親も同伴の方がよいかしら?」とホストに聞いてみると思います。たぶん「大丈夫よ!じゃあ●●ちゃんだけ来てね」と言ってくれると思います。で、当日は子供をドロップしたときにパーティー会場の様子をみて、楽しそうなら早めに迎えに来て他の保護者の方と交流、いまいちならギリギリにお迎え・・・という感じでしょうか。ずるいですね!我ながら・・・。でも、パーティーの時間中ずっと外国の人と英語で楽しく話を続けるのって、私にはちょっと辛いんですよね。
ただ、もし下のお子さんのお友達の方のパーティーでしたら、一緒にいた方が安心かもしれません。プールパーティーって子供たちがテンションあがるので、思わぬ事故もあります。友人のお母さんが、「プールパーティーで下の子がプールに落ちておぼれかけて、あわてて飛び込んだらべしょぬれになった」「着替えもないからその後パーティーの間ずっとびしょぬれで惨めだったわ・・」なんて言っていました。
以上ご参考になれば幸いです!
さっそくのアドバイスありがとうございます!
今回は、下の娘(小2 Y3)の方のお呼ばれなのですが、何しろ背がとても低く、水遊びは大好きなのですが、実はまだ泳げません(汗)。
性格的には、慣れると大胆でとても明るいタイプなのですが、慣れるまでとても慎重で心配性。
今も、毎朝、相当緊張して登校、行ったら楽しかった~を繰り返しています(笑)これは日本のころからの彼女の性格。あまりプッシュすると、お腹痛い。。。とかになってしまうので、冷や冷やドキドキしながら、ゆるく見守っています。
プールでの誕生会は、英語も比較的ハードル低く、水遊び大好きな娘には、お誕生会デビューとしては、もってこい。しかも慎重な娘が、今回は絶対行きたい!と言っているので、チャンスでもあるのですが、上の状況から、万が一の事故は確かに心配です。
かといって、ずっとそばで見ながら、全員初対面の他の保護者と交流3時間は、社交苦手の私的にはかなりつらいです(笑)。どうしようか、もやもやです。
下のお嬢さんの方のお呼ばれだったんですね~!
海外の場合、日本に比べてプールが深いことが多いです。2メートル近い深さのこともあります。外部のプールでしたら監視員さんがいるので安心ですけど、自宅プールはいないので、お子さんを預けるのは怖いですよね。。。上記のお友達のお母さんのケースの場合、某国大使公邸でのサマーパーティーで学年全員が呼ばれ(我が家も呼ばれたのですが参加せず)、大人の男性はもちろん警備員さんもいたようなのですが、パッと飛び込んでくれる人がおらず、彼女が自分で飛び込んだそうです。。。彼女は背が高くて(たぶん170cmくらい)、水泳もできるようですが、思ったより深くて怖かったと言っていました。翌年も学年全員にインビテーションが来たのですが、万が一のときに私が助けるのは難しいなと感じて、参加を見送りました。プールパーティー、すごく楽しいみたいなので、次女は残念がっていました。
事故が起きる可能性なんて実際にはそれほど高くはないでしょうし、私が心配しすぎなのかもしれませんが、外国人、ましてや初訪問のおうちとなると、ちょっと怖いなと感じます。小さいお子さんだとプールサイドで追いかけっこをして落ちるとか、リスクは高くなりますよね。誕生日会はまだまだこれからたくさんあると思うので、参加を見送るのもありだと思いますよ!