Reading
最近、読むスピードが速くなったなと感じます。だいたい1万語を1時間くらいで読んでいると思います。WPM(1分あたりの単語数)に直すと160-170くらい。ネイティブの子供はGrade 3で135、Grade 6で177くらいのようなので(出典はこちら)、ネイティブの平均並といったところでしょうか。児童書は3~4万語程度のものが多いので、だいたい2日くらいあれば1冊読み終えられる感じです。
さて、今月読んだ英語の本はこんな感じです。
Island of Blue Dolphinsは、孤島に取り残されたインディアンの少女を主人公とするサバイバル物語。実話がもとになっているそうです。ニューベリー賞受賞作。Guided Reading:V、Lexile:1000L。
Fuzzy MudはHolesで有名な
Maybe a Foxは、2016年出版の比較的新しい児童書。Lixile: 740Lと英語のレベルはさほど高くないのですが、ストーリーがやや込み入っていて分かりにくいようです。長女はすごく面白かったと言っていましたが、同時期にこの本を読んだクラスメイトの何人かは意味が分からなかったと言っていたようです。
Save Me a Seatも、2016年出版の新しい児童書です。親友が転校してしまった男の子と、インドからアメリカに引っ越してきたばかりの男の子が、クラスのいじめっ子に立ち向かうという話。長女の学校のGrade 4で人気の一冊とのこと、ようやく最近借りられるようになったのだとか。Guided Reading: S、Lixile: 780L。
自宅学習では、語彙増強のため、もう少し社会・経済問題にかかわるものを読ませたいと思っているものの、素材を見つけるのに四苦八苦しています。今月は、Unit of Inquiriesで人権問題をテーマに勉強していたため、Human Rights Watchのホームページから日本の人権問題に関する概要(英文)を抜粋し、いっしょに読んでみました。またAmnestyのホームページからは死刑廃止論に関する文章を取り上げ、それをベースに日本の死刑制度についてディスカッションしてみました。いずれも取り組みもとても勉強になりました。そういえば、ちょうど国連人権理事会で日本の人権問題に関する定例審査が実施されていたので、その資料も素材に使おうと思っていたのですが、内容を確認したところ慰安婦問題などちょっと10歳の女の子に見せるにはきつい論点が含まれていたので、こちらは断念しました。
子ども向けの英語ニュースなどを上手に活用できればいいのですが、私が目指しているのは「日本のことを理解し、自分の意見を持ち、それを英語で説明できる」ことなので、そうするとアメリカやイギリスの子供向けニュースでは足りないのです。アメリカにおける人種差別問題に詳しくても、日本のヘイトスピーチ問題を知らず「白人ってひどいね~」なんて言ってるようでは本末転倒です。そうならないよう、自分であれこれ素材を探すことになるのですが、これがなかなか大変です。Japan Times STの購読を検討していますが、どうせ日本のニュースを読ませるなら日本語の方がいい気もしていて、迷い中です。まだしばらく右往左往することになりそうです。
Writing
自宅では準1の頻出単語集を使ったSpellingの取り組みを続けています。
かなり難しい単語も出てくるので、辞書を買い換えました。Oxfordの英英辞典は、Primary、School、Englishの順にレベルがあがっていきます。今まで使っていたのはPrimaryだったので、Schoolにしようと思いましたが、Secondaryでも使えるようにEnglish(下記の一番右のもの)にしてみました。難しいかなとも思いましたがそうでもなく、ちょうどいい感じです。
Listening
朝の時間にLiberty’s Kidsというアニメをyoutubeで見ています。独立戦争のころのアメリカを舞台としたPBSの教育アニメです。我が家からは遠い存在のアメリカですが、少しでも興味を持ってくれるといいなと思っています。
空き時間に選ぶ動画は相変わらずスライム尽くし。そろそろ飽きてほしい。
Speaking
英検2級、2次の結果はこんな感じでした。事前対策は、英検の公式HPで面接の流れを確認しただけでしたが、特に問題はなかったようです。内訳は、リーディング5/5、Q&A23/25、アティチュード3/3。28/30でもスコアはマイナス91になってしまうんですね。ただ、バンドで見ると準1の合格水準を大きく超えている模様。いい点数なんだか悪い点数なんだか、謎です。トータルスコアは2378で、こちらも準1合格ラインをクリアしていました。
ちなみに帰国子女の英検受験でよく聞くのが、「二次面接の日本人面接官の英語が聞き取れない」という話。日本人訛りの英語を話す人が周囲にいないと聞き取りに苦労するようです。実は2次ではこれを一番心配していましたが、長女のときはネイティブの面接官だったので、問題なしでした。もっともうちの長女の場合、私の日本語訛りの英語を普段から聞いているので、日本人英語でも大丈夫だった気がします(笑)
以上、2年11カ月目の英語の上達状況と読書記録でした。