インターネット時代の友人関係

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先日、長女のお友達2人が、我が家にsleepoverに来てくれました。

Grade 5になると、あれこれ親がアクティビティーの準備をしなくとも、子供たちが勝手に盛り上がってくれるので、その点はとても助かります。でも、こっそり寝室で夜中にお菓子を食べたり、マニキュアを塗ったりしていた模様。深夜に部屋をのぞいたらシンナー臭がしたので、ビックリしました。親に内緒で色々やりたいお年頃なので、まだ目を離すことはできませんね。

今回は、sleepover中に、母国に帰ったAちゃん(インド人)やMちゃん(スぺイン人)にも、お母さんに連絡をとって、skypeでつないでみました。長女はAちゃんとは今でも時折Skypeで話をしていますしメールのやりとりも頻繁にしていますが、Mちゃんとは実に半年ぶりの再会。どんな話をするのかなと聞き耳を立てていたら、最初は5人で歯の矯正の話やら学校の話やらをしていましたが、そのうちスライムの話になって盛り上がり、画面シェアでみんなで一緒にyoutubeでスライム動画をみて、3か所それぞれでスライムを作り始めるというカオスな展開になりました。

一昔前は転校すればそこで人間関係が切れてしまうのが通常で、ましてや海外ともなれば一生顔を見ることもなかったのでしょうが、今はこうやって気の合う友達とはインターネットを介して繋がりを保つことができるわけで、非常にありがたいなと思います。ちなみに男子の場合は一緒にマイクラなどのオンラインゲームをやったりするので、女子以上に関係が継続しやすいような感じがします。

 

そういえば、Aちゃんがちょっと面白いことを言っていました。

「学校の勉強がすごく大変」「テストが頻繁にあるの」「あと、あれしちゃいけない、これしちゃだめって、意味わかんないルールがたくさんある」「みんなインド訛りの英語を話すの。だから私も学校ではわざとインド訛りの英語を話してるんだけど、なんかモヤモヤする。」

うーん、なんだか、日本の話みたい(笑)

国や宗教や文化が違っても、人間の悩みって、世界共通というか、根本的なところは似通っているんですよね。長女が日本に帰ったときに仮に日本の学校になじめなかったとしても、海外に気の合う友達がいれば、その事実が彼女を支えてくれるのではないかという気がします。クラスメイトの入れ替わりが激しいインターですが、こうやって世界のあちこちに友達ができるのは素敵なことだなと思います。

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