NHK教育の英語番組で有名だった服部孝彦先生の記事です。英語保持の心得が非常にわかりやすくまとまっているため、ご紹介したいと思います。帰国子女にはもちろんのこと、英語と中学受験の両立を目指す方にも参考になる記事内容と思います。
以下自分の備忘録も兼ね、概要をまとめておきます。
ポイント1:英語保持は「読む・聞く」に重点を当てる。本人の興味に合わせて「読む」ことと、上質な英語を「聞く」ことが大切。
※能動的な技能である「話す・書く」は忘れ易いが、受動的な技能である「読む・聞く」がしっかりしていれば、流暢に話せなくなっても後で能力を取り戻すことが可能。
ポイント2:毎日最低30分は英語に触れる。好きなことを毎日少しずつ。勉強と捉えず、楽しく触れる工夫を。
ポイント3:帰国生向けのサポートが充実している学校を選ぶ。
「読む・聞く」が「書く・話す」に比べて忘れにくいというのは、自分の感覚とも一致しています。記事によればこれは「科学的に証明されている」そうなのですが、引用がないので、どんな研究でどんな結果が出ているのか、いまいち分からずでした。とても参考になる記事ではありましたが、科学的根拠に言及するなら、引用をきっちり書いてほしいなあ・・・。この点については時間のあるときに調べてみようと思います。