インター入学後2年10か月。
周囲の話を聞いていると、海外インターに在学している場合、だいたい3年で日本語と英語の優劣が逆転することが多いようです。その3年がそろそろ間近に迫ってきました。長女の場合どうなんだろう・・・書くのは英語の方がやや優勢、それ以外はまだ日本語が優勢です。目下の課題は、「日本語の書く力」をどのように維持・発展させていくかという点です。
Reading
今月読んだ本はこんな感じ。
Where the Red Fern Growsは、少年と二匹の犬の感動物語。クラシックな名作で、アメリカ人なら誰でも知っている一冊だそうです。長女いわく、今まで読んだ本のなかでおすすめランキングをつけるとしたら、1位がHoles、2位がWonder、そして3位がこの本だそうです。Lexile 700L、Guided Reading Level Xです。
The Last Wildは、動物が絶滅しかけている未来の世界が舞台の物語。主人公は世界にわずかに残っている動物たちから助けを求められ、旅に出ます。こちらはインターの推薦図書だったため、他にも多くのクラスメイトが読んだ模様。ネイティブのお友達は一気に2日くらいで読了していたようですが、長女は10日くらいかかっていました。Lexile 820L 、Guided Reading level W。
息抜きにはこのあたりを読んでいました。13-storey treehouseは次女が借りてきたのですが、なぜか長女が読んでいました。次女は半分まで読んで「つまんなーい」と言って挫折していました。
語学学習のためには多読が大切とよく言われますが、ある程度のレベルになると多読で語彙を伸ばすのは難しいですね。ノンフィクションやニュース記事など、もう少し読むものの幅を広げる必要がありそうです。
Listning
最近は空き時間を使ってBBCのニュースやドキュメンタリーを見せたり聞かせたりするように。夫がポッドキャストで色々ダウンロードして、車での移動時に聞かせています。次女にはチンプンカンプンなのが難しいところ。
Writing
エッセイの取り組みを再開しようと思っていたのですが、方針変更。準1級の語彙集を日本から取り寄せました。準1受験はまだ後になると思いますが、これをベースに、知らない単語を使って文を作る→チューターの先生に添削してもらうという学習を進める予定です。
Speaking
日本の中学校で英語を教えているネイティブ教師の方とスカイプで話をする機会がありました。長女はたまに前置詞を間違えているとのこと。「それ以外は全く問題ない」とのことでしたが、うーん、前置詞か!横で聞いていた私は全く気付きませんでした。ネイティブ並みと思っていたけど、ネイティブから見たら、やっぱりまだ違うんでしょうね。
今月は学校集会で2回スピーチをしたほか、低学年のクラスに赴いてプチ授業をする機会もありました。少人数相手であればそこそこ上手に話せるようになってきたようですが、学校集会だとまだ緊張するのか、声も小さいし、アイコンタクトも不十分だし、覚えているセリフを必死で思い出そうとしているのがよく分かり、まだまだ修行が足りない感じです。英語力というより「自分の言葉で話す力」を鍛える必要がありそうです。私も大勢の前で話すのはすごく苦手ですので、人のことは言えませんが・・・。
以上、今月の備忘録でした。
こんにちは!
いつも役立つ情報をありがとうございます。
今日は、他の読者の方とも共有したいので、こちらから!
インター編入3か月たった我が家も、10歳と8歳の娘たちに、
英語のチューターを入れるかどうか検討中です。
今はまだビギナーの段階なので、学校に楽しく通うことを最優先にして、
家では本人任せのEpic(結構聞いています)+親のORT読み聞かせの、ゆるい感じでやってきました。
が、最近、周囲の方はかなりの割合で、初期から英語のチューターをつけられていることを知りました。
娘の通うIB学校の方針では、語彙や文法などのいわゆる机上学習系のことが、今のところ一切なさそうです。
学校の先生からも、長くいるといずれは英語の方が優位になるというお話で、
確かにそれはそうだろうと思うのですが、
今の授業の内容がさっぱり分からないという状況から
出来るだけ早く抜け出して、せっかくの授業を有意義に活用してもらいたいとも思っています。
そこで、今の初期段階でチューターをつけることについて、英語が早く上達するかも!というメリットと、
時間的な拘束や費用面、その他のいろいろな面を考えると、投資価値があるかどうかと迷っています。
何かClematisさんの経験や印象を教えていただければとてもありがたいです!
どうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは!我が家の場合ですが、以下のような感じです。
長女→2年目から約2年半、チューターをお願いしました。チューターをしてくれたのは私の友人(日本人で通訳の経験もあるバイリンガル、同じ学校に通う上級生のお母さん)です。長女と彼女で交換日記をしたり、一か月に一度くらい自宅に来てもらって英語をみてもらったり、学校の宿題についてアドバイスをいただいたりという感じでした。料金も完全な「お友達価格」で、お互いに忙しいときや夏休みなどは、「今月はなしでお願い」みたいな感じで融通もききました。彼女には本当にお世話になりました。
次女→次女の場合はとにかく「話さない」という点が悩みのタネだったので、2年目の途中から1年くらい、Global Step Academy(GSA)という英語教室を利用しました。インターのカリキュラムをベースにしたEnglish literatureの個別指導をオンラインで提供している会社です。インターだと教材もノートも自宅に持って帰ってこないので、学校で何をどう学んでいるのかわからず、フォローのしようがないんですよね。その点GSAでは親の私からもやっていることがよく見えるし、学校の予習・復習にもなり、よかったですよ~。その後、いつもお願いしていた先生が欧州から日本に引っ越され、時差の関係で予約が取りにくくなってしまって、やめました。
なお、私の住むエリアではチューターをつけている日本人は少ない気がします。物価が高い場所なので、普通にお願いするとかなりの金額になることが影響しているのかなと思います。我が家の場合は気の合う友人が見てくれたのでラッキーだったのですが、結構当たりはずれがあるという話も聞いています。他の日本人の方がお願いしているチューターで評判のいい方がいらっしゃるなら、お願いするのもありかもですね。
またGSAは確か無料体験レッスンをやっていたと思いますので、そちらを試してみるのも一案かもしれません。普通のオンライン英会話より高額ですが、カリキュラムがしっかりしていて、コスパは良かった気がします。
以上ご参考になれば幸いです!
ご返信ありがとうございます。
GSA、良さそうですね。さっそくお試ししてみようと思います。
確かに、学校の知り合いの日本人にいろいろ聞くのも良さそうですね。もしバイリンガルの方がいらっしゃればとても良いような気がします。
インター生活、とても楽しいのですが、半端なくお金が~~~!!!
何か良い一発ビジネスでも考えようかな(笑)
教育費、本当にかかりますよね・・・。
そうそう、チューターは、同じ学校の上級生に頼むという方法もあると思いますよ。学校のこともいろいろ知っているはずですし、大人にチューターに頼むよりはかなり安く済むはずです。中高生になるときちんとした人に教えてもらう必要があると思うのですが、小学校中学年までは高校生に教えてもらうのでも充分かもしれません。ただ、当たりはずれや子供との相性がありますし、やることはこちらで準備しなければならないので、ちょっと手間がかかるかもしれませんね。そう考えると、GSAの方がコスパはよい気がします。