先日、領事館に行って在外投票を済ませてきました。
投票日が間近に迫っている衆議院選挙。有難いことに海外でも投票できるのです。周囲の日本人と話をしていると、そもそも在外投票ができることを知らない方が結構多いので、今日は在外投票制度について簡単に紹介しておきたいと思います。
投票できる選挙:
日本の国政選挙(衆議院・参議院)
衆議院小選挙区はもともと住んでいた場所の選挙区となります。
ちなみに最高裁判事の国民審査は現時点では対応していません。「憲法適合性について重大な疑義がある」という判決が出ているので、そのうち変わるかも。
必要な手続:
領事館に届出をして、「在外選挙人名簿」に登録すると、「在外選挙人証」というものを発行してもらえます。これと身分証明書を持って指定の期間内に領事館に行くと、投票用紙をもらうことができます。投票用紙に記入して、3重に封筒に入れて(これびっくり!)、領事館の人に渡して、おしまいです。
ちなみに投票日が一時帰国中にあたってしまった場合は、選挙管理委員会に電話をすると、日本での投票の手配をしてくれます。昨年夏の参議院選挙はちょうど一時帰国中だったので、日本で投票しました。
今回の選挙はどの政党に投票するか最後まで迷いました。かなりバタバタして忙しかったこともあり、いっそのこと棄権しようかと思いましたが、なんとか時間を作っていってきました。みなさん選挙に興味ないのか、投票所はガラガラでした。
選挙については人によって色々な意見があるでしょうが、私は「選挙への参加は権利だけど義務でもある」と思っています。現在長女は、Units of Inquiryで、「人権」をテーマに勉強しています。とてもいい機会なので、今週末は選挙について家族で色々話をしようと思っています。
ちなみにUnits of Inquiryでのテーマを日本語でも理解してもらうため、導入しているのがこちら。日本の中学では3年生でやる内容のようですが、漫画形式なのでわかりやすく、小4の長女でも読めています。