最近、林先生という方がテレビで「英語できない人ほど早期英語教育に必死」というような発言をして、話題になっているようです。
私自身はこの番組は見ていないのですが、応用言語学者の方が専門家の立場からデータを出して反論をされていたので、紹介しておこうと思います。
お二人の意見の違いは簡単にまとめると以下のとおり。
林先生「英語ができない人ほど早期英語教育に必死」
寺沢先生「英語ができる人は早期教育派と全くやらない派に分かれる。いわばU字型。早期教育をしている親が英語ができないとは限らない」
データのとり方によっても結論は異なってくるので、どちらが正しいのかは俄かには判断できませんが、以前下記の記事にも書いたとおり、私の周囲では、寺沢先生の分析に近い感じ。英語がある程度できる人は、英語教育を頑張る人と全くしない人に分かれる感じがしています。英語を軽視しているわけではなくて、英語教育の大変さとメリットの双方を分かっているので、中途半端なことはしない印象です。
ペラペラな親ほど早期英語教育に“冷淡”?
少し前にPresidentに出ていた記事。周囲で結構話題になっていました。
著者は英語関連の出版社に勤務していた経験のある女性の方。自...
所詮はバラエティ番組なのであまりその内容についてあれこれ言ってみても仕方がないのですが、「英語だけできても仕方ない」論には、なんだかなあと思ってしまいました。「勉強だけできても仕方がない」とか「顔だけかわいくても性格が悪かったら仕方がない」とかのお仲間ですね。番組を見る多くの人たちにとっては、耳触りのいい言葉なのでしょうが、久々に何とも日本的な「出る杭はみんなで打つ」雰囲気を感じて、ちょっと憂鬱な気分になってしまいました。
初めまして。ブログ大変参考にさせて頂いてます。シンガポールで子供のインター歴1年のものです。
英語はやっぱり今後の将来のハードルを下げる上でもやらせたいのですが、日本語のカリキュラムをおったり、日本人のアイデンティティを考えたりすると、親がかなりコミットして本人も頑張らないといけないので、大変ですね。私の現時点の理解は両立できる、但し親子双方の時間と塾などの金銭的なものも含めて負担も倍増するです。出来ないわけではないと思ってやってます。
こんにちは!コメントありがとうございます。
シンガポールですか!多分のんびりしたヨーロッパのインターとはまた違った雰囲気なのでしょうね。いつか覗いてみたいです。
日本語と英語の教育の両立、おっしゃるとおり、時間もお金もかかりますね(涙)個人的には子どもの自由時間が少なくなってしまうのがかわいそうだなと感じています。インターから帰ってくるのが夕方5時くらいなので、それから学校の宿題をさせて自宅で日本の勉強をさせて・・・となると、遊ぶ時間が本当に少なくなってしまうんですよね。ただそれでも、日本の勉強をしないと帰国したときに困るのは子供たちなので、親の私も頑張らないと、と思っています。
ご返信ありがとうございます。シンガポールのインターは数が多くて、各インターで特色が色々ありそうです。イギリス人がマジョリティもあれば、多国籍環境もありますし、オーストラリア系とかもあって。。なので一つのシンガポールという国にいても、入れる学校によってシンガポールにいながら、人種的な所属国を変えられる印象です。ただ、数が多すぎてシンガポールにきたばかりの人はどれがいいのか、分からないような気がします。。
うちの娘も毎日勉強しなければいけないので、たまに何でこんなに毎日勉強しないといけないのかと言ってますが、勉強と遊ぶ時間を目一杯切り替えさせるようにしてます。
インド系のインターがあるという話は聞いたことがありましたが、オーストラリア系もあるんですね!シンガボールのインターはヨーロッパに比べるとDP(IBの最後の試験)の平均点が全体的にすごく高いですよね。日中韓の東アジア系が多い分、みなさん教育熱心なんだろうなと想像しています。
ヨーロッパのインターはのんびりしていて、ヨーロッパ人の話を聞いていると、自宅ではホームワーク以外の勉強はさせていないご家庭が多いです。最近当地ではインド人が増えているんですが、インド人家庭はもっとゆるくて、ゲームもYoutubeも時間制限なしだったりして、びっくりします。だからなおさら娘たちは「うちは大変」と思ってしまうようです。とはいえ本人たちも必要性はわかっているようですので、「えー」とかいいながらも、勉強している感じです。