プログラミングよりアートを

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最近すっかりご無沙汰しているのが、プログラミング。
プログラミング教育、日本では色々盛り上がっているようですが、我が家では盛り下がって(?)います。

理由は以下のとおり。

(1)私に知識がないので、どう子どもを導けばいいのかよくわからない

(2)学校の課外活動もビギナー向けのコースばかりで、子どもに合うコースがない

(3)子どももそんなに興味を持っていない

 

プログラミング教育についての情報って、ちょっと偏っているところがあって、収集が大変です。完全なビギナー向けの情報はうちはもう要らない感じです。一方、少しわかっている子向けの情報だと、書いている方がプログラマーだったりして、私には難しすぎるんですよね。そうこうしているうちに、「プログラミング教育って本当に必要なの?」という点に疑問を持つようになり、すっかり怠けてしまいました。

 

ちなみに「プログラム教育って本当に必要なの?」と思うようになったのは、とある知人との会話がきっかけです。

東大(文系)→海外有名MBA→ITベンチャー経営という華麗な経歴を持つ彼いわく、「子どもにプログラミング教育は必要ない」とのこと。そもそも彼自身、コードは書けないそうですが、「プログラミングの基本的な仕組みがわかっていれば、IT企業を経営することも可能」なんだそうです。

なぜかというと、ソフトウェアを作るといっても、0からコードを書くことは今や少なくて、一定の機能を持った既存のプログラムをがちゃがちゃと組み合わせて目的の機能を持つソフトウェアを作ることになるからだそうです。一時期はITベンチャーの経営者=理系のプログラマーというのが定番でしたが、今は変わってきているとのこと。

よって大切なのは、「こういうサービスの需要があるんじゃないか」「ならばソフトウェアにはこういう機能が必要」というアイデアの部分。がちゃがちゃ組み立てる部分は専門家に任せればいい。

というわけで、彼曰く、「うちは子どもにプログラムなんてやらせてないよ。小学生時代は野山をかけめぐって遊ぶべき。だけど東京だとそうもいかないから、音楽とかアート系の教育に力を入れている」とのこと。

 

 

なるほど~。「プログラミングよりアート」、我が家にもそっちの方が合いそうです。

プログラミングは言語のチョイスを考えるのも難しいんですよね。Scratchは子供向けで応用が利かないと言われています(うちは応用なんてレベルではないんですけどね)。Scratchを脱して頑張ってJavaとかPythonとかやらせてみたって、たぶん彼女たちが大人になるころには全く違う言語が主流になっている予感。言語と違ってプログラミングには臨界期もないし、焦る必要はないのかな~、それよりは本人たちが大好きなアート&クラフトの時間をとってあげたほうがよさそうだな~なんて感じています。

以上、なんだかかっこよく書いてみましたが、半分くらいは、ずぼらな自分への言い訳です。だってアート&クラフトの方が楽ちんなんですもの。使うものだけ適当に準備しておけば、子どもたちは勝手に自分たちの世界に入っていってくれるので・・・。

というわけで、なんだか置き去り状態のプログラミングですが、また新しい取り組みや役立つ情報などがあったら(あるのか?)、ご報告したいと思います。

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