昨日付で日経DUALにて出ていた記事。東大、ハーバードMBA卒で、紅茶の通販会社を経営しているの藻谷ゆかりさんという方のインタービュー記事です。
藻谷さんは、お子さんの教育を考え、「都会の中学受験より地方の県立高校」ということで、長野県へ移住されています。子どもの教育を考えて海外に出た我が家とは正反対の方向なのですが、その理由を聞くと、私が感じていたこと、考えていたことと共通点が多くて、びっくりしてしまいました。
以下、記事から一部引用します。
私が「わが子を田舎で育てよう」と決定的に思ったのは、東大時代に出会った同級生たちの経歴も関係しています。
「この人はすごいな」という人は地方の県立高校の出身の人が多かったんです。もちろん、人数が多いのは開成や桜蔭という中学受験の私立御三家出身の人たちなのですが、「この人はちょっと違うな」と思うような抜き出ている人は、地方などの公立高校出身でした。
これは東大の教授も言っていたのですが、素晴らしい論文を書いたり、大学院で研究成果を出したり「これは!」と思う人は、地方の県立高校出身だったり、進学校として有名ではない学校出身だったりします。自分で学ぶ力、伸び伸び育ったからこその発想力、切り開いていく力などがある。このような現実を知っていたのは大きいかもしれないですね。
これ、本当にそのとおり。私自身は東大→ハーバードなんていうピカピカな経歴は持っていませんが、藻谷さんと同じようなことを常々感じていました。めちゃくちゃ「できる」人には地方公立高校の出身者が多いこと、そして、彼らの特徴としていえるのは、「本当の意味で学ぶ力」を持っているということ。
下記は1年ほど前に私が書いた記事です。自分と同じような考えを持っている人がいる。しかもその方がなんだかすごい方だった!・・・ということで、なんだかうれしくなってしまったので、思わず記事にしてしまいました。もし興味を持たれた方がいたら、下記の私の記事も、のぞいてみてくださいね。
