インターの学校生活

負けても「イエーイ!」 インターっ子の思考回路

なんで「反省」?長女の疑問

先日、漢字の書き取りの問題をやらせていたときのこと、長女が問題集を私のところに持ってきて、こういいました。

長女 「ねえママ。この問題、文章が間違っていると思うんだけど。」

長女が指し示した文章には、こう書かれていました。

試合に敗れてハンセイする。

私  「ん?どこが間違っているの?」

長女 「試合に敗れて反省するって、おかしいよね~。別に悪いことはしていないでしょ?間違った文章になってるなって思って。」

私  「ああ、日本では、試合に負けると、まずは敗因を分析して、次につなげようとするんだよね。PDCAサイクルでいうところのCだね。それを『反省』というんだよ。」

長女 「ふーん、でもそうなら、そういう言い方をすればいいじゃない?反省って何だか叱られているみたい。頑張ったねって褒めるならわかるけどさ!」

私  「まあ、こっちの学校だったらそうなるよね。でも日本では、そういう風にならないんだよね。こういうシチュエーションでは、まず『反省』なんだな。」

長女 「ふーん・・・。」

長女はどうやら私の答えに納得できなかった様子。それもそのはず、インターでは、試合やゲームで負けて「反省」なんていう場面はありませんからね・・・。

試合やゲームに負けると、インターではどうなるか

たとえば、Sports Day。日本の学校の運動会に相当するイベントで、チーム対抗で総合得点を競うのですが、1位でもビリでも、みんな「イエーイ!」と喜んでいます。もちろん、1位の「イエーイ!」の方がビリの「イエーイ!」よりは大きいですが、それでも両方「イエーイ!」であることに変わりはないようです。そう、彼らの辞書には、「試合に負けて反省」なんて言葉はないのでした(汗)だから長女にはこの「負けたら反省」というのが理解不能のようです。

(※以上は学校行事の場合で、サッカーなど真剣勝負のスポーツの試合では違うかも。負けたら落ち込むと思うので、さすがに「イエーイ!」とはならないと思います。ただやっぱり、日本の「反省」とはちょっと違う気がします。)

日本の学校とインター、だいぶ違いますよね。なぜこういう違いがあるのか、私もよくわかりません。インターの場合、他人と比較する/されるということが基本的にないので、自分なりに頑張ったらOKということなのかな。

個人的には、明るく前向きなインター流の思考回路は好きですが、小学校高学年からは、もうちょっと他人との競争を意識してもいいのかなと思っています。意識しすぎて偏差値や学力で人を判断するような人間になってほしくはないのですけど、他人との競争がモチベーションにつながる部分もあるので、うまくバランスをとりながら成長していってほしいなと思っています。

 

インター流の思考回路が日本語能力に与える影響

そういえば、日本の塾の模試やら夏期講習などを受けてみて気づいたことなのですが、長女の場合、どうやら物語文よりも説明文の読解の方が得意なようです(詳細は後掲の別記事ご参照)。本人は「説明文はきらい。物語文は読んでて楽しいから、大好き!」と言っているので、なんで説明文の問題の方が得意なんだろうと不思議に思っていたのですが、今回の一件で謎が解けました。

そう、長女の場合、中身が半分外国人なので、日本人特有の感覚や心理が理解できないことがあるのでした。今回の件もそうですが、思わぬところで普通の日本人と違う感覚を持っていたりして、こちらが驚くことがあります。

このあたりのことは子どもにどう教えればいいのか迷うところですが、日本に本帰国すれば自然に日常生活の中で学んでいくことだと思うので、無理に価値観を押し付けたりせず、違いがあるということだけ頭で理解させておけばいいかな~と思っています。

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