クルーズ旅行から帰還したら、ポストにはCostaから冬のクルーズのパンフレットが届いていました。夫はパンフレットを眺めながら、「次はバルト海クルーズでロシアに行きたいな~」「だってクルーズじゃなきゃ一生行かなそうだし」と言っていました。それにしても、今は東京から石垣島や宮古島に行く航路もあるんですね。楽しそう!
さて今回は、子連れクルーズの持ち物について書いてみようと思います。
手指の消毒ジェル
子連れクルーズ旅行、必携グッスその1は、手指の消毒ジェル。
クルーズ船はノロの発生がとても多いです。ニュースでも時折クルーズ船でのノロ大量発生のニュースがやっていますが、何となく他人事と思っている方が多いのでは。私もそうでした。そう・・・自分がノロにやられるまでは!!!
あれは2年前の地中海クルーズでのこと。夜中に耐え難い激痛に襲われ、車椅子に乗せられて医務室に緊急搬送されました。陣痛並みの激痛でした。お医者さんはこの種の症状に慣れているようで、すぐによく効く薬を処方してくださり、痛みは数時間で収まりましたが、その後2日間、キャビンで軟禁生活を送ることを余儀なくされました。ちなみに医療費は10万円ほどかかりました。請求書が届いた時は血の気が引きましたが、保険が使えたので助かりました(汗)
あとで知ったことですが、クルーズ船でのノロ発生は日常茶飯事だそうです。一番危険なのはトイレ入口のドア。感染源ナンバーワンなので、開けるときにはペーパータオルをもった手でノブを触る必要があります。
船内ではレストランの入り口など随所に殺菌ジェルが準備してありますが、たまにジェルが切れていることも。なので、いつでも手指を殺菌できるよう、クルーズ中は常に殺菌ジェルを携帯するようにしています。
双眼鏡
必携グッスその2は、双眼鏡。
船に乗っていると、遠方に色々なものが見えますが、肉眼だとよくわかりません。双眼鏡をのぞくと、「あっ、●●だ!」と分かります。これがすごく楽しいのです。建物や人、海原を行きかう船・・・。色々観察していると時間が経つのも忘れてしまいます。
我が家が愛用していたのはミノルタの双眼鏡。軽くて見やすくて、重宝していました。が、今回のクルーズ中に紛失してしまいました・・・。ただいま新しいものを検討中。ペンタックスかオリンパスにしようと思っています。
胃薬&サプリ
必携グッスその3は、胃薬。クルーズ中は大人も子どもも、暴飲暴食をしがち。胃薬は必ず持参しましょう。胃薬は子どもOKのものとNGのものがあります。たとえば第一三共胃腸薬は3歳以上OK。他にも子どもOKのものは色々あると思います。
大人用にはカロリー摂取抑制のサプリもあるといいです。私が愛用しているのは富士フィルムのメタバリアというもの。ぶっちゃけ、効いているのかどうかはよくわかりませんが、効いていると信じています!笑
Sea Band
必携グッスその4は、Sea Band。船酔い防止のアームバンドです。
Sea Bandというのはゴムバンドに小さなつっぱりが付いたもので、このつっぱりで手首内側の船酔い緩和に効くツボを押すようになっています。欧州では結構メジャーなもので、不思議なことによく効きます。船酔い防止のほか、車酔いの防止や、つわり軽減にも使われています。
大きなクルーズ船はよほどの悪天候でない限り大きく揺れることはないのですが、小さいお子さんは酔う可能性があるし、エクスカーションで長時間車での移動が必要になることもあるので、持っておくと安心です。上の写真でいうと、右上付近の赤いものがSea bandです。
カードホルダー
必携グッスその5は、カードホルダー。ルームキーを入れて首からかけるものです。ルームキーは船内ではキャッシュカードかわりになるもので、紛失すると面倒です。カードホルダーは、子連れか否かにかかわらず、必需品と思います。
ちなみに船内でも売っていますが、500円くらいしますので、おうちの片隅にあるものを持参するか100円ショップで買うかして、持っていた方がいいです。
洗濯用品
必携グッスその6は、洗濯用品。
クリーニングは船で頼むこともできますが、値段も高いし、使用済みの下着をクリーニングに出すのは私はちょっと気がひけてしまうので、自分で洗って干すようにしています。キャビン内の浴室にも簡単な物干し紐はありますが、それだけでは足りないので、紐と洗濯ばさみ、それから少量の洗剤を持参するようにしています。
柔軟剤までは持っていけないので、ごわごわの仕上がりになりますが、子供たちにはこのごわごわ感が新鮮らしく、「わーい、今日はパリパリのパンツだ♪」と喜んでいたりします。
浴衣
女の子の場合、浴衣を持っていくと重宝します。フォーマルナイトに着せてあげると、一夜限りのアイドル(?)になることができます。色々な方から「あら素敵!」と褒められ、「写真撮ってもいいかしら?」と声をかけられます。
浴衣は正装ではないため、日本発着の便や、ハイクラスのクルーズ船のフォーマルナイトでは避けた方がいいかもしれませんが、それ以外であれば問題なしと思います。
浴衣は先月の一時帰国の際に新しいものを色々物色しましたが、専門店のものはお値段が高く、色々迷った末に結局Amazonにしました。普段子どもの洋服を買うときにはAmazonは利用しないのですが、浴衣は試着も必要ないし、Amazonでの購入で全く問題なしでした。和風の髪留めや小物は100円ショップにかわいいものがたくさんあったので、そちらで購入しました。
他にもいろいろ
他にも色々あるのですが、とりあえず思いつくままに記載しておきます。
・子ども用サングラス・日焼け止め・水着(夏の場合)
・山川の世界史便覧(世界史ネタがさっと調べられて便利!)
・ハンガータイプの小物入れ(クローゼットにかけて使うもの)
・保冷・保温機能のある魔法瓶
・読書タイム用の本や小型のボードゲーム、トランプなど
ちなみに子供たちに「クルーズに持って行って役立ったものって何かある?」と聞いたところ、「ぬいぐるみ!」という答えが返ってきました。相変わらずこの人たちの意見は参考になりませんね・・。
以上、クルーズの持ち物について書いてみました。どなたかの参考になれば幸いです。