先週末、子供と一緒に鎌倉に行ってきました。
以前は(といっても20年くらい前ですが)、鎌倉といえばお寺巡りやハイキングを楽しむ高齢の方が中心だったのが、外国の方や若い人の割合がぐんと増えていて、驚きました。あちこちから英語が聞こえてきて、ちょっとびっくり。東京だと外国人観光客といえば専ら中国人ですが、鎌倉は中国人よりも欧米人の方が多い気がします。夏休みということもあってか、若者のグループや家族連れのほか、外国人の高校生+日本人のホストファミリーというグループも目につきました。
いくつかの寺院に立ち寄りましたが、立て看板が日本語と英語の併記のところや、英語のパンフレットを置いているところが多く、時代の流れを感じました。
個人的なおすすめは長谷寺。きれいな花々、かわいいお地蔵さん、巨大な仏像、七里ガ浜を眺めることができる展望台など、見どころがたくさんで子どもも退屈しません。英語の説明も充実していました。ちなみにアジサイの時期は激混みのようで、入場に2時間待ちなど大変な状況になるようですが、私たちが訪れたのは7月下旬だったので、さほど混雑していませんでした。それでも境内に咲き乱れる花は見事でした。近くに鎌倉の大仏さまもありますので、セットで訪問するとちょうどよいと思います。
さて、こちらは駅前の観光案内所でいただいたパンフレット。鎌倉が「日本遺産」に登録されたことを記念して、最近作られたものだそうです。全46ページにわたり市内の見どころが解説されています。日本語版もありますが、英語版もあります。これが無料って、太っ腹すぎる。東京でも最近は英語のパンフレットや地図があちこちに置いてありますが、デザインもコンテンツもイマイチで、広告だらけ。その点この鎌倉のパンフレットは秀悦です。
長女は漢字が多い日本語版には拒絶反応を示していましたが、英語版は移動の合間にちょこちょこと読んでいました。ちなみに次女は日本語版はもちろんのこと英語版もチンプンカンプンだと言っていました。私は英語版と日本語版を照らし合わせながら読みましたが、「あー、こういう風に英語で言えばいいのね」と勉強になりました。うちの子たちは歴史にあまり興味がないタイプですが、歴史好きのお子さんなら、かなり食いつくのではないでしょうか。
(ちなみにこちらのパンフレット、鎌倉市のHPで全ページ見ることができます。興味を持たれた方はぜひご覧になってみてくださいね。)
本当は、日本の文化や伝統を感じさせてあげようと思って鎌倉に連れてきたのですが、思わぬところで久々に英語に触れることになりました。
英語で日本の観光というと、はとバスツアーが有名ですが(そういえば一時帰国中に行ってみようと思っていたのにすっかり失念していました!)、ツアーなんぞにお金を払わなくても、結構楽しめるものですね。
ちょっと年上のお子さん向けになりますが、英語で鎌倉観光、おすすめです。
鎌倉は中学校の遠足で行ったのみで
ブログを見てまた行きたくなりました。
それにしても綺麗な写真ですねー。
こんにちは!コメントありがとうございます。旅行にでていたため、すっかり返信が遅くなってしまいました。すみません。
私も久しぶりの鎌倉でしたが、海外にはない歴史を感じさせる美しさが新鮮でした。春先や紅葉の時期はきっともっときれいなんだろうなと思います。
そして、写真をほめていただいてありがとうございます。トップの写真は、明月院で、これはPixabayさんというサイトからお借りした著作権フリーのものです。記事中の2枚は長谷寺で私が撮影しました!