我が家の2人、少し前から、地元の水泳教室に通っています(現在は一時帰国中なのでお休みしています)。1クラス5人以内のセミプライベートレッスンで、ドイツ語と英語の両方で対応してくれます。値段は30分で1人25ユーロ(約3000円)。ちょいと高めですが、長女のお友達がここに通ってスイスイ泳げるようになったと聞いたので、我が家も通わせることにしました。
海外の水泳教室、日本とは色々異なる点があってなかなか興味深いです。というわけで、今日は、スイミングについて少し書いてみようと思います。
スイミング教室のプログラム
日本での水泳の授業は、水に慣れる→ビート板を使ったバタ足→蹴伸び→面かぶりクロール→息継ぎクロール→平泳ぎ・・・と進んでいくことが多いのではないかと思います。学校の授業でも水泳教室でも、だいたいこの流れなので、私はこれが全世界共通だと思っていたのですが、子どもたちの通う水泳教室は、かなり違います。
まず最初に習うのは、バタ足でも蹴伸びでもなく、犬かきです。いや、正確にいえば、犬かきとはちょっと違うかも。「カエル犬かき」という方がいいでしょうか。手は平泳ぎ、足はバタ足で、顔が常に水面から出るスタイルの泳ぎ方です。これで出来る限り長く泳ぎ続けることができるよう、訓練します。最初は棒状のフロートを使って形を覚えさせ、慣れればフロートなしで練習していきます。
それからもうひとつ、飛び込みもやります。競技水泳のスタートのときのような華麗なものではなく、プールサイドからバチャーンとプールに飛び込むというもの。最初は浅いところで飛び込み練習をして、徐々に深いところに。そして「カエル犬かき」がある程度できるようになったら、バチャーンと飛び込む→そのまま上記の「カエル犬かき」で泳ぎ続ける・・・という練習をします。
こんな感じで、日本の水泳教室とはかなり違います。なぜこういう違いがでるのかというと、そもそもスイミングを習う目的が違うからだと思います。競技としての水泳か、溺死防止のための水泳か。目的の違いがカリキュラムの違いにも反映されています。
水泳にまつわる英語表現
英語でスイミングを習えるお教室が日本にあるのかどうか、ちょっとよくわからないのですが、水泳にまつわる英語表現をまとめたので、紹介してみたいと思います。
平泳ぎ | breaststroke |
クロール | front crawl / freestyle |
背泳ぎ | backstroke |
バタフライ | butterfly |
バタ足 | flutter kicks |
息継ぎ | breathing |
飛び込み | dive |
ターン | turn |
水泳キャップ | swimming cap |
ゴーグル | goggles |
ビート板 | swimming board |
浮き輪 | swimming ring |
ドイツ語がベースになっているスキー用語と違って、水泳用語は比較的わかりやすいですね。
ゴーグルの綴りgogglesが、googleに似ているのが面白いなと思いました。眼鏡と一緒で、複数形にするんですね。バタ足もキックは複数回だから、複数形が基本になるようです。
以上、水泳用語の英語のご紹介でした。