一時帰国

進路に迷走する夏

我が家の長女は小学校4年生。この夏は、帰国後のことを考え、学校見学や私学のフェアの類に積極的に出かけるようにしています。ある程度今後の方向性を絞れればと思ってのことでしたが、見れば見るほど、考えれば考えるほど、混乱してくるという・・・。ちょっと迷走状態の我が家です。

<考えられる選択肢>
(1) IBインター
(2) 中高一貫の私立校
(3) 大学まで一貫の私立校
(4) 英語で授業が受けられるインターコースのある私立校(H学園、M国際など)

IBインター

現在長女が通っているのは、海外のIBインター。教育の連続性ということを考えればこれが一番よいのかなと思います。問題は、高校卒業までに要する教育費が非常に高くなること。そして、その費用の割には、「こ、これは素晴らしい」というインターが見つからないこと。

いや、正確にいうと、ひとつだけ、あるんです。教育方針、教育内容、生徒のダイバーシティ―、どれをとっても素晴らしい、憧れのIBインターが・・・。それはずばり、軽井沢のISAK。でもここは、高校onlyなんですよね。しかも全寮制なので学費が年間400万円越え。さすがにこれは無理。

校舎を大幅に拡張予定の江東区のインドインターや、横浜駅前に進出予定のホライゾンなども、周囲の教育熱心な友人の間では話題にのぼっていますが、通っている方が少ないので、情報が全くない状態。見学に行ければと思っていましたが、今回の一時帰国中に時間を取るのは難しそう。

中高一貫の私立校

一番現実的な選択肢はこれ。帰国子女枠で中高一貫の私立校に入るというものです。

周囲の友人からは、「帰国子女はいいよね、帰国枠使えて」とよく言われます。ところがどっこい、世の中そんなに甘くない。いわゆるトップ校に限っていえば、首都圏/女子の場合、帰国枠がある学校は多くはないのです。そしてそんな数少ない帰国枠があるトップ校は、倍率も高いし試験の難易度も高い。例えば渋渋などは、英語の集団ディベートの結果が重視されるので、英検1級ホルダーでも不合格になることがある模様。ハードル高すぎ!

一方、中堅校だと、帰国枠があるところも増えてきます。いくつかの学校の先生と話をしましたが、あまり勉強しなくても「おまけ」で入れてくれそうな印象の学校が結構ありました。とにかく英語がしゃべれる子が欲しい、学力は重視しない、そんな感じです。中堅校でも、素敵な先生たちと、真面目で明るいクラスメイトと、英語を保持できる環境の3点がそろっていればいいと思うのですが・・・そんな学校、どこかにありませんかね?

大学まで一貫の私立校

私も夫も、大学までの一貫校の出身です。私は、自分の経験から、一貫校もいいんじゃないかと思っているのですが、夫は大反対。理由は、「中1の時点で進学する大学まで決まるなんて面白くない」。

う~ん、そうかな~。一貫校なら、大学受験の心配をせず、ドイツ語やアートなど、長女の得意分野をもっと伸ばしてあげられると思うんですけどね。大学受験に関係しない学びができるのも魅力。私の母校も、現役医師による保健体育の授業とか(中身は完全に医学)、「話し方」(NHKアナウンサーがスピーチの仕方を教えてくれる)とか、「食物」(栄養学+調理実習)とか、面白くて役立つ授業が多かったです。コンピューター関連の授業も他校に比べればずっと充実していました。

難点は、他の同レベルの学校に比べると、勉強熱心な生徒が少ないこと。ただ、努力すればよいGPAが取れるので、海外大学進学の際には有利かも・・・と思ったりしています。

大学までの一貫校の是非については、引き続き家族間協議が必要と思われます。

私立のインターコース

そして第4の選択肢として挙がってくるのが私立のインターコース。H学園やM国際などが有名ですね。たとえばH学園の場合、国語と社会は日本語、それ以外の教科は英語で教えるというコースがあります。

学費を抑えつつインターのような授業が受けられる。しかも母語の日本語についてもきっちり教えてもらえる。一条校なので義務教育違反にもならない。非常に魅力的に聞こえますが、気になるのはインタークラスのレベルです。他の方のブログで、インターからこの種の学校に入ったものの、クラスに帰国子女・インター組以外のお子さんもいるため、チューター役ばかりやらされて勉強にならず、元のインターに再入学することになったお子さんの話が紹介されていました。真偽のほどはよくわかりませんが、「英語を学ぶ」子と「英語で学ぶ」子が混在していると、十分な学習効果は期待できないかもしれません。この種の学校を進学先とする場合には、「英語を学ぶ」と「英語で学ぶ」のどちらに重点が置かれているのか、よく確認することが必要になりそうです。

そんなわけで迷走中

こんな感じで、色々見て回ったものの、ビビビとくる学校は見つからず、志望校は固まらずでした。

うちの子たち自身、「学校なんて選びたい放題!」といえるようなスーパーキッズではないので、贅沢言うなよ~と自分で自分に突っ込みたい感じもしますが、できる限り子どもに良い教育を受けさせてあげたいというのが親心。まだまだ迷走は続きそうです。

 

 

進路に迷走する夏” に2件のコメントがあります

  1. 「できる限り子どもに良い教育を受けさせてあげたいというのが親心」
    ほんと、そう思います。
    ISAK、うちも憧れです!!この間テレビで特集が組まれていましたが、費用については7割の生徒が奨学金を受けているとのことで、それを寄付でまかなっているため今後の資金繰りについてはまだ課題があるというようなお話でした。高校受験をするときに子供が自分で奨学金を得てでも行きたいと言ってくれたらいいなぁ。。
    うちは上の子が待機児童で下の子が生まれることになりインターも選択肢に入りましたが、私が以前から興味があったのでついでに見学へ行ったというのが正直なところです(笑)。
    なかなかインターにしてもそのほかの進学先候補についても正確な情報を集めるのは難しいので、本当は実際に見学をするのが一番なんですよね。
    また記事を楽しみにしていますね!

    1. あきさん
      こんにちは!コメントありがとうございます。
      ISAKの奨学金、気になりますよね~。でもきっと、すごい倍率なんだろうなあと思います。中学生向けのサマーがあるのでせめてそちらでも・・・と思いましたが、こっちもとってもお高い金額でしたorz
      学校の情報は、自分で訪問してあれこれ聞かないと、よくわからないことが多いし、前提知識がないといただいた情報を正確に分析するのも難しいなあと感じます。
      メディアの情報も、Presidentや日経あたりは比較的しっかりしていますが、ダイヤモンドや東洋経済などは、なんだかなあと思う記事が結構あります。昨日も東洋経済の記事で「東大推薦で全国1位の広島のすごい県立高校」が紹介されていました。東大推薦は1校につき男女各1人までというルールがあるので、「1位」(=2人合格)にそんなに価値はないんですけど、あれを読んで「すごい、うちの子も通わせたい」と思った親御さんも多いんだろうなあ・・。
      学校選びは本当に労力のかかる作業でちょっとぐったりしてしまいますが、辛抱強く頑張るしかないですね~(笑)

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