インターの学校生活

Risk Takerへの道

IB インターにおけるRisk-Takersとは

国際バカロレアには、IB Learner Profileという基本理念があり、「学習者のあるべき姿」が、10の属性から説明されています。子どもたちのインターでは、すべての教室の壁に、この10の属性を示すイラストが貼り付けられています。10の属性については、授業のなかでことあるごとに先生たちが話をするので、子供たちもよく理解しています。たとえば子どもたちを褒める際も、”You are a great thinker!”というような感じで、10の属性に関連付けた形でなされます。

Inquirers 探求心を持つ人
Knowledgeable 知識のある人
Thinkers 考える人
Communicators 他人とコミュニケーションがとれる人
Principled 誠実で正義感のある人
Open-minded オープンマインドな人
Caring 他人への思いやりがある人
Risk-takers 新しいことに挑戦できる人
Balanced バランスのとれた人
Reflective 振り返ることができる人

10の属性は、眺めてみると「まあそうだよな」と思うようなものが多いのですが、このなかで当初かなりの違和感があったのが、Risk-takersでした。ビジネスの世界だと、リスクというのは、いかにヘッジするかが肝になるので、「リスクを取る」のが推奨されるのはなんだか不思議な気がしたのです。インターでは、「新しいことにチャレンジする人」という意味でRisk-takersという言葉が使われているのだと気づくのに、しばらく時間がかかりました。

さて、うちの長女をLerners Profileにあてはめてみると、一番弱いのはこのRisk-takersの部分だと思います。新しいことにチャレンジすることは嫌いではないのですが、そこに何等かの「リスク」が潜んでいるのを察知すると、さっと身を引く慎重なところがあります。親としては、どんどん新しいものに挑戦してほしいなと思っていますが、なかなかうまくいきません。

 

長女の新たな挑戦

さて、ちょっとヘタレな我が家の長女ですが、来年度がはじまったら、ひとつ大きなリスクを取ることになるかもしれません。それは、Student Council(生徒会)への立候補です。

長女は来年度はGrade 5、すなわちPrimary Schoolの最高学年となります。「Student Council、やってみたいな。けど、選挙で落ちたらはずかしいよね。どうしよう」と本人は言っています。Student Councilは生徒の選挙で決まります。どういう学校にしたいかスピーチをして、ポスターも作って、一丁前の選挙活動をしますが、去年の様子を見ていると、スピーチなどの内容はあまり考慮せず、自分と同じ性別/人種の子に投票する子が多いように感じています。「有権者」の大半が小さい子供ですから、仕方ないんですけどね。ですので、マイノリティの長女にはちょっと厳しいかもしれません。

本人いわく、「うちの学校ではみんな色々な意見をもっているの。びっくりするくらい考え方が違うから、それをまとめるStudent Councilはすごく大変だと思う。でも、違うから面白いんだって、最近よく思うんだ!日本に戻っても、できればインターに通いたいなあ~」とのこと。Student Councilに挑戦するかどうか、本人はまだ決めていないようですが、親としてはぜひリスクをとってほしいなと思っています。しかし本帰国後のインター入学は・・・うーん、どうするかな。長女の発言で、またまた悩みが増えたこの頃でした。

Risk Takerへの道” に4件のコメントがあります

  1. 初めまして。
    東京で3歳の娘と1歳の息子、2人の子育てをしています、あきと申します。
    英語をコミュニケーションスキルとして磨きたい、将来さらにそこからステップアップして対等に世界で生き抜けるようにしたいと思い今後の教育方針模索していたら、このブログに辿り着きました。
    子供の年齢にあわせた本の選び方や、インターでの学び、娘さんの成長などとても興味深く読ませていただいています。
    オンラインのGSAを始めてみようと無料登録をしました。オススメの先生がいらっしゃるようであれば教えていただけると嬉しいです。
    今後のブログもとても楽しみにしています‼️

    1. こんにちは!コメントありがとございます。
      GSAでおすすめの先生・・・う~ん、どなたがいいでしょう。
      我が家の次女はClaudio先生にお願いしていました。イタリア人の男性の先生で、とても優しくて、よい先生でした。ただ、3歳となると、日本語も多少話せる先生や、レッスンにお遊びの要素を入れてくれる先生の方がよいかもしれませんね。
      我が家の場合、長女が4歳くらいのとき、別のオンライン(リップルキッズパークというところ)で、絵を描くのが得意な先生と一緒に、英語でお絵かきをやっていました。このレッスンは長女はとても気に入っていましたが、先生が人気になってしまって予約がとりにくくなり、結局は数か月でやめてしまいました。GSAはちょっと単価が高いので、最初のうちは毎日レッスンを受けることを目標に、もう少し単価が安いところではじめられた方がいいかもしれませんね。

  2. お返事ありがとうございます!
    なるほど…確かに毎日レッスンを受けることを目標にした方が良さそうですね。他のオンライン英会話を試したことがないので、単価がわからなかってのですが、費用対効果を狙うならGSAだと最初は厳しいのかもしれません。
    まずは5回無料レッスンがついてきたので試してみて、子供がのらないようなら他のオンラインを試してみます!
    アドバイスありがとうございます!

    1. 我が家の場合は家庭での英語学習はほとんどやらない状態でインターに放り込んでしまったので、何とも言えないのですが、日本でバイリンガル教育を実践されている方の体験談を読むと、まずはインプット中心にとにかく大量に英語に触れさせるという点が重要なようです。
      GSAのよさは、学習カリキュラムがしっかりしているところにあると思っています。日本人が小学校で国語を勉強するように、インターや英語圏の現地校で英語の授業のなかで学ぶことが系列だてて学べるようになっています。なので、多少の読み書きができるくらい状態になってからの方が効果があると思います。
      ブログ村の「親子英語」というカテゴリーをみると、参考になる情報がたくさんありますよ!熱心に家庭での英語教育に取り組まれている方が多くて、本当にすごいなあ・・・とただただ感心してしまいます。同じ年齢~ちょっと上くらいの方を探してみて、どのようなことを自宅で実践されているのか、チェックしてみるとよいのではと思います!私でも答えられそうなことがもしあったら、どうぞ遠慮なく聞いてくださいね。

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