インター入学後2年6か月の日本語力 長女(10歳)

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先日、四谷大塚の全国統一小学生テストがありました。私たちが住むエリアには四谷大塚と提携している日本の塾があり、小4~6限定になりますが、無料で受験することができます。長女はこれまでこの種の模試を受けたことがなく、今回が初挑戦。どのくらいの立ち位置なのか一度確認しておきたくて、受験してみました。

帰ってきてから本人に国語の感想を聞いたところ、「最初の方はめちゃくちゃ難しくて、わからない問題ばかりだったから、適当に解いた。」「後の方は簡単だった。」「時間は5分ちょっと余った。」とのことでした。通常、この種のテストは、最初の方の問題が簡単で、徐々に難易度が増していくはずなので、「????」と思いながら、いただいてきた解答集で自己採点をしてみました。

まずは前半部分。漢字や語彙の問題でした。自己採点では、19問中9問正解。正答率が5割以下というしょんぼりな結果でした。特に苦戦していたのが慣用句で、なんと5問すべて不正解!!!慣用句の一部が空欄になっていて、そこに色を表す漢字を入れるという問題だったのですが、「隣の芝生は白い」「赤を切る」「青日のもとにさらす」など、珍回答続出。白い芝生って・・・雪でも積もったのかしら?(笑)

一方、後半部分の読解は、自己採点では、21問中19問正解。どっちにマークしたか不明の問題がひとつありましたが、いずれにせよ9割程度とれている模様。英語でもwriting<readingな長女ですが、国語(日本語)でも読解は比較的得意な模様。読解に限れば、今のところ、英語・ドイツ語学習によるマイナスの影響は感じられません。

 

前半がズタボロな出来で採点しながらショックを受けてしまいましたが、配点は後半の方が高いため、全体としては8割以上の出来でした。海外提携塾受験の場合、結果が返ってくるのは1カ月以上先になるようなので、上記がどのくらいの成績なのかは正直よくわからないのですが、知識部分はやれば着実に成果が出るので、秋の全国テストではもうちょっと上を目指したいです。

 

というわけで、夏休みは、今回きれいに全滅だった慣用句、そして漢字や熟語やことわざなど、知識に重点を置いた補強策を講じようと思っています。これ以上「お勉強」は増やしたくないので、「遊び」の一環として知識を入れられるよう、カルタやアプリなどを色々試してみようかなと考え中です。

 

以上、インター入学後2年半の日本語力でした。

・読解については、読書習慣がある子なら、学校や補習校、塾などに通わなくても、意外に何とかなる
・一方、漢字や慣用句などは、きちんと勉強させなければマズイ!!
という、当たり前といえば当たり前のことに、改めて気づかされた今回のテスト結果でした。

 

【8月19日追記】
先日ようやく結果を入手しました。
赤線が平均値で、青が本人の成績。かなりいびつな五角形です。
やはり弱いのは語彙。読解は説明文はパーフェクト、物語文はそこそこの出来。
150点満点のテストで120点(平均69.7点)、偏差値は67.2。
この種の無料テストは受験者層が幅広いため、偏差値はあてにできないと思っていますが、本人の強みと弱みがはっきりとわかったので、受けてよかったなと思いました。

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