インター入学後2年5カ月目の英語の上達状況の記録です。毎月記録を残しているものの、最近は目覚ましい上達はないので、読書記録がメインになりつつあります。
5~6月は外遊びに最高の季節。先週末は天気がよかったので、いちご狩り、プール、ハイキング、モーターボートを借りてプチクルージング、小川で水遊びと、アクティブに遊びすぎて、家族全員、月曜朝からぐったりしています(汗)
長女については、まだまだ遊びの時間をたっぷりとってあげたいものの、中学受験のことも考えて、4月から自宅学習の分量を少し増やしました。そんなこんなで、必然的に自宅での読書タイムが削られることに。読書は「量より質」を重視するとともに、さっと読める本を探してきて、隙間時間に渡したりしています。
Reading
学校の授業ではLost and Foundという本を読んだようです。Frindleで有名なAndrew Clementsが書いている一冊で、一卵性双子の少年2人を中心とする物語だそうです。
自宅では、The Whipping Boyを読んでいました。Whipping boyというのは、王子など高貴な男子の代わりに罰を受ける少年のことを言います。主人公のJemmyはHorace王子のWhipping boy。王子が悪さをすると代わりにムチ打たれる立場です。ある日Horace王子はJemmyをそそのかし、2人で城から脱走します。題名から暗くておどろおどろしい物語かと思いきや、友情と冒険の物語で、読了感も良いようです。Lexile® 570L、DRA Level 40。ニューベリーメダル受賞作です。
別記事でも紹介したShakespeare Can Be Fun!シリーズ。「ロミオとジュリエット」、「真夏の夜の夢」は楽しく読んでいましたが、「テンペスト」は3分の2くらい読んでストップ中。「なんかこの話、すごく疲れる・・・」んだとか(笑)

学校の行き帰りにはORT Graphic Novelシリーズをちょこちょこと。歴史を題材とした学習漫画です。このシリーズはORT13~16で展開しています。長女の場合、一冊読むのにかかる時間はだいたいどれでも20分くらい。サクッと読めて、内容も勉強になるので、重宝しています。
絵本もまだまだ読んでいます。Train to Somewhereは、長女に勧められて私も読みました。19世紀のアメリカでは、孤児の子供が多く、大都市から地方へと列車に乗せられて養親を探す旅に出ることが多かったそうです。この絵本はその「孤児列車」が舞台。シャイな性格でなかなか養親が見つからない女の子を主人公とする物語です。日本のAmazonでは対象年齢が「乳幼児-就学前児童」となっていますが、個人的には「7歳~」くらいではないかと思います。大人でも楽しめる一冊です。他にもいろいろ読んでいたようですが、記録しそびれました。
ノンフィクションは下記の一冊を熱心に読んでいました。面白い小ネタやジョークが満載の一冊です。たとえば、Ludicrously long words(あほみたいに長い単語)というコーナーでは、floccinaucinihilipilification、Supercalifragilisticexpialidocious、pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosisなどが紹介されています。ちなみに私は一つも知りませんでしたが、長女は2つめの単語は知っていました!他にも雑学ネタ満載で面白い一冊だそうです。
Listening
オスカー・ワイルドの「カンタヴィルの幽霊」をオーディオブックで聞きました。イギリスのカンタヴィルの幽霊屋敷を買い取ったアメリカ人一家と、その屋敷に住む幽霊のお話です。アメリカ人一家を脅かそうとする幽霊ですが、うまくいかず、逆に子供たちが作った偽物の幽霊に脅かされてしまいます。面白おかしく、そしてちょっとしんみりするいいお話です。「サロメ」で有名なオスカーさまは実生活もネタ満載の強烈な人。別記事で子供向けの作品を中心に紹介したいと思っています。
それからA to Z mysteriesのAからCをオーディオブックで聞きました。A to Z Mysteriesは子ども向けの推理小説シリーズで、AからZまで全26巻あります。シリーズものの推理小説は有名な作家のものでも結構当たりはずれがあるように思いますが、このシリーズは比較的はずれが少ないような気がしています。本の方は「良書」といえるか疑問ですが、オーディオブックは車で移動中に聞くのにちょうどいい軽さです。
Writing
週2回のライティング。エッセイかオリジナルのストーリーを書いて、ネイティブの先生に添削してもらっています。ストーリーについて、先生から、「色をイメージさせるような単語をもっと使うように」とのアドバイスがあり、なるほど~と思いました。色の名前は英語より日本語の方が多いとは言われていますが、英語でもたくさんあります。とりあえずベーシックなものを抑えようということでWikipediaの一覧を使っています。azureとceruleanとturquoiseの違いなど、私も知らなかったことがたくさんで、私も勉強になりました。
【おまけ】ドイツ語
公文のドイツ語を開始しようかと考え、資料とレベル判定テストを取り寄せました。さっそくレベル判定テストを解かせてみたところ、単語「意味を書きなさい」系の問題に、英語で答えていました。確かに、日本語で解答しろとは書いていなかったけど・・・。そして文章の「和訳」問題はほぼ白紙。「意味はだいたいわかるけど、日本語でなんて書けばいいのか・・・。これ、やらなきゃだめ?」とのこと。「和訳」という作業に違和感を持ったようです。
テストを受けさせて感じたのは、長女の場合、ドイツ語学習に日本の教材を使うのはやめた方がよさそうだなということ。もともとドイツ語は英語に近い言語なので、英語で学ぶ方がいいですね。というわけで、公文は却下になりました。さてどうしよう。なにかいいe-learningがないか、探してみようと思います。