Amazonで洋書を買う時に気になるのが、価格変動。「あれ、以前はもうちょっと安かったような・・・どうだったかな・・・」と迷うことが多いと思います。
価格の変遷を見られるようなアプリがあったら便利なのにな~と思って探してみたところ、やっぱりありました。Keepaというサイト/クロームのプラグインです。プラグインをインストールすると、Amazonのページ内に価格情報などが表示されるようになって、なかなか便利です。ただしPCがちょっと重くなる気がします。わざわざプラグインをインストールをしなくても上記Keepaのサイトで同じ情報を見ることができますので、PCのスペックが気になる人はサイトの方がおすすめです。
たとえばですが、多読の定番、Roald Dahlの15冊セット本の価格をチェックすると、こんな感じです。
上のオレンジの線がAmazon.jpの価格で、下のラインがAmazon提携業者が出している新品の価格。デフォルトだと中古価格も表示されるのですが、ごちゃごちゃしてしまうので上記では中古価格は表示されない設定にしています。
これを見ると、だいたいこの商品の底値が6000円くらいであることが分かります。現在の価格が6800円弱、一時は9000円以上していたものが、徐々に価格が落ちてきている状態です。もうちょっと値段が落ちたら「買い」のタイミングですね。
さて、次に別のタブを開くと、アラート通知が設定できます。たとえば、「6500円になったらメールで通知して!」みたいな設定が可能です。
他のAmazonとの価格比較も可能です。海外Amazonの場合、別途送料がかかりますから、ちょっと分かりにくいのですが、「やっぱりDahlはUKがだんとつに安いんだ・・」なんてことが分かります。日本の約半額ですね。とはいえ、海外発送は送料がかかりますし、配送時のトラブルのリスクもあるので、UK購入が得なのかどうかは、微妙なところでしょうか。
下記のグラフは、ORTレベル1~3の33冊セットの新品の価格推移です。普段は7000~8000円のこの商品ですが、3月末日に3889円という破格値で出品され、翌日にはまた元の価格に戻っていることが分かります。なんというドラマチックな動き。年度末の在庫処分だったのでしょうか。こういうこともあるんですね。
色々見てみると、洋書は全般的に想像以上に価格変動が激しくて、驚きました。バラで購入する際にはさほど気にしなくていいと思いますが、ちょっとお値段の張るセット本を購入する際には、事前にチェックすることをおすすめします。
本当はBook Depositoryとか他のサイトとも比較して、ついでに送料込みの値段が表示できるようなアプリ/サイトがあるともっといいんですけどね。誰か作ってくれないかなあ。