我が家の子供たちはアート&クラフトが大好き。ひまがあると2人でなにやらゴソゴソ作っています。家の中は子供たちの作品でいっぱい。絵などは壁にべたべたはってありますが、場所をとるものは保管が難しく、写真を撮影して、ある程度間が空いたら倉庫に持っていき、子どもが忘れたころに捨てるというのを繰り返しています。
おうちアート+英語といっても、別にたいしたことをやっているわけではなく、アートのヒントを得るのが英語の本や英語の動画だったりするだけなのですが、今回は、うちの子供たちが最近はまっているもの:マスキングテープ、アクリルペインティング、プラ板について、紹介してみます。
マスキングテープ(Washi Tape)
ただいま長女のクラスで大流行中しているのが、マスキングテープ。文具に貼ったりカードをデコレーションしたりして、自分だけのオリジナルを手軽に作れることが人気の秘密のようです。ちなみにマスキングテープは英語ではWashi Tapeといいます。
一番人気は日本でもおなじみのmtシリーズですが、お値段が高い!こちらではだいたいひとつ4ユーロ(500円くらい)します。なので我が家は日本でまとめて買って持ってきて、お友達へのちょっとしたプレゼントなどにしています。
最近はマスキングテープをつかったクラフトについて、英語の本もいろいろ出ています。一押しは以下左のWashi Styleという本。大人向けですが、英語は平易で、写真なども豊富にあるため、子どもでも問題なしです。センスがいい作品が多く、女子ならば見ているだけで楽しい一冊です。学校の図書室には右の本(Washi Tape)もあって、長女が時折図書室から借りてきていますが、同じくらいのボリュームで値段も手ごろなWashi Styleの方がおすすめです。
マスキングテープの使い方は欧米でも日本とほぼ同じです。ラッピングやカード、花瓶や箱などの小物のデコが中心ですね。ただ、イヤリングなどのアクセサリー類、カーニバルのマスク、家具にハイヒールなど、デコの対象は幅広く、本を見ていて「そこまでデコっちゃう?」とびっくりすることも。上記の2冊はいずれもAmazonで中身が見れますので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
アクリルペイント
我が家は美術館によく行くので、いつからか子供たちから「油絵をやりたい」というリクエストが出るようになりました。油絵はハードルが高いので、アクリル絵の具を買ったところ、これが大ヒット。休日になると、「今日はアクリルペインティングやりたい」と言い出します。
正直、アクリル絵の具では油絵のような質感を出すのは難しい部分もあるのですが、油絵に比べると、安全ですし、匂いもほとんどないので、扱いやすさは抜群です。乾くと耐水性があるため、空き缶や空き瓶などにもペイントできます。パレットにサランラップをひいて使用すれば、終わったときにサランラップを丸めてポイするだけなので、後片付けも楽ちんです!
当初はドイツ語学習も兼ねて現地の教室に習いに行かせることを考えていたのですが、スケジュールが合わずに断念しました。そこでyoutubeを見てみたところ、子供向けにアクリルペインティングを教えてくれる英語の動画が色々あったので、たまにそちらを見たりしています。ちなみに日本語は良いものがあまりありません。良さそうな動画だなと思って見始めたら宣伝だったりします。私の一押しは下記のチャンネルです。
本はこちらを参考にしています。アクリルペンティングの本というわけではないのですが、アクリル絵の具を使うアート作品が多数紹介されています。本格的だけど、難しいテクニックが要求されるものではなく、子どもでもできるものばかり。そしてどれも、かわいい!!我が家の2人はこの本を眺めながら「今度はこれをやりたい」などと言っています。タイトルはfor Kidsとなっていますが、for Girlsです。現在日本のAmazonではKindle版しかありませんが、かなりおすすめの一冊です。
プラ板(Shrink Plastic)
100円ショップで売っているプラ板。我が家ではプレイデイトのときによく登場します。
プラ板は、透明なプラスチックの板なのですが、絵を描いてオーブントースターで焼くと、4分の1くらいのサイズに縮みます。英語ではShrink Plasticと呼ばれています。小さく縮むので、子どもの書いたガタガタな絵でも、とてもきれいに仕上がります。好きなキャラクターの絵を下に置いてなぞれば、不器用な子や小さなお子さんでも簡単にお気に入りの一品ができます。
我が家ではキーホルダーをつくることが多いのですが、プレイデイトのときに作ったものをバッグにつけてくれている子が多くて、それを見た他の子から、「私もあのMagic Plasticをやりたい!●●ちゃんのママがやってくれるって聞いたの」と、リクエストされたりしています。
昨夏に日本で大人買いして持ってきたのですが、すぐになくなってしまったので、つい最近、日本から追加で入手しました。次はアクセサリー作りなどにもチャレンジしてみたいなと思っています。動画はShrink Plasticで検索すれば色々出てきますが、日本語の方が情報が豊富です。
ちなみに入れ物の容器などに使われているプラスチックでも、下記のマークがついているものであれば、同じように使えるそうです。容器に6番と書いてあったら、今後はとっておこうと思っています。