子ども用の英英辞典、Oxford Primary Dictionaryを購入してから、約1年が経過しました。

当初はOxford School Dictionaryとどちらがいいか迷いましたが、結果的にはPrimaryでちょうどよかった感じがします。ただ、最近は、「辞書にのってないよ!」と長女が叫ぶことが増えてきたので、そろそろSchoolの方も購入しようかと思っています。Primaryが8~10歳用、Schoolが10~11歳用ですので、対象年齢的にも、そろそろ移行の時期なのかなと思います。
英英辞典の活用法 我が家の場合
せっかく買った英英辞典、なかなか活用できていない・・・という方も多いのではないかと思います。我が家も最初のころはそうでした。まあ、「辞書を引く」って、めんどくさい作業ですからね。。。
とはいえ最近は、それなりに活用できているかなという気がしています。長女と話をしていると、「Volcanoっていうのはね、火の神様の名前から来ているんだよ」とか、英単語に関する豆知識がぽっと出てくることがしばしばあるのですが、どこで習ったのかと聞くと、「Oxfordの辞書に書いてあるよ」とさらっと返してきます。たかが辞書、されど辞書。色々なことを辞書から吸収しているんだなと感心します。
というわけで、ちょっと前置きが長くなりましたが、今回は、長女がどのように英英辞典を使っているか、簡単に紹介してみようと思います。
・Spellingの宿題
学校では毎週、Spellingの宿題が出ます。15個の単語について、①意味(英語&母語)、②例文、③イラストを書くというものです。
知らない単語が出てきたとき、我が家ではまずはOxfordの英英辞典を参照するように言っています。辞書を引いて単語が掲載されていないとイラッとするようで、長女は語数の多いWeblioなどの オンライン辞典を使いたがります。でも、この種のオンライン辞書とOxford英英辞典を比べてみると、やっぱりOxfordの方が子ども向けに分かりやすく書かれていていて、いいんですよね。また、紙ベースの辞書は、前後の単語をみてセットで覚えたり、上記Volcanoの語源のような豆知識が増えたりと、語彙+αの知識も得られるのもいいところです。なので、「まずはOxfordを引いてみて」と、しつこく言うようにしています。
・本のように読む
長女の場合、パラパラめくっているときに目についたイラストがあったらそこを読むなど、本のように読んだりもしています。Spellingの宿題になんだか異様に時間がかかっているな~というときは、たいてい英英辞典を読んでいます。
ちなみにOxford Primary Dictionaryで長女の一押しは、最後のAppendicesです。長女いわく、「Spellingをミスしやすい単語の一覧はよくまとまっていて役立つね。ここはママも読んでおくといいんじゃないかな?」とのこと。わ、私も読もうかしら?(汗)
・読書中にわからない単語を調べる
長女の場合、英語の本をあまり読まないことに加え、たまに読んでいるときは本に集中しているので、読書中に辞書を引くことは殆どありません。なのであまり活用できていないのが現状です。
担任の先生からは、読書による語彙増強を意識した方がいいとアドバイスをいただいているので、分からなかった単語には付箋をつけて後で辞書を引くなど、読書×辞書で語彙を増やす取り組みを少し意識してみようかなと思い始めています。
英英辞典 活用のコツ
「活用のコツ」などと書いてしまいましたが、正直、我が家もフルには活用できていません(汗
なのであまり偉そうなことは書けないのですが、日ごろから意識しているのは、「辞書を取りに行って単語を探す」という一連のプロセスをできる限り簡略化することです。辞書を引くのって面倒なんですが、一度辞書を開けば、そこから「あっ、このページ面白そう」と結構進んでいくものなんですよね。
よって、我が家の場合、
・辞書は本棚の子どもの目の高さの位置に置いておく
・Spellingの宿題をやるときにはさっと出して横に置いてあげる
・親がしつこく声掛けをして手渡しする
といった工夫(・・・努力?)をしています。
それから、長女の様子をみていると、ペラペラめくっているときにイラストがあるとそこからがっつり読み始めたりするので、もうちょっと小さい子の場合、イラストが多いタイプの方がいいんだろうなと今更ながら思ってみたりしています。もっと早くに次女用にイラストが多い辞書を購入しておいてあげればよかったなあ。ちょっと反省です。「まだ英英辞典は使いこなすのが難しそう・・・」という方は、無理をせず、イラスト入りのものから入るといいと思います。
以上、英英辞典の活用法でした!