Reading
今月読んだのは、ポケモンの漫画数冊、英語のパズル本、そしてRainbow Magic。なんだかどれも「そろそろ卒業してほしい・・・」という感じの本ばかりだな~とおもっていたら、数日前からHolesを読み始めました。いつかは読めるといいなと思って自宅の本棚に1年くらい前から置いていた本です。本人いわく「すごく面白い!」とのこと。すでに半分以上読み終えており、数日内に読了しそうです。
さて、長女の場合、これまで英検などの試験を受けたこともなく、一体どの程度の英語力があるのか、謎でした。そのようななか、昨年9月に学校で実施されたISA(International Schools’ Assessment)の結果がやっと戻ってきました。ISAは世界中の多くのIB(国際バカロレア)インターで採用されている「インターの統一試験」です。
長女のReadingのスコアは、約530でした。ISAのスコアは、PISA(OECDがやってる学習到達度調査)に準拠しており、15歳平均=500になるように設定されているのですが、それをヒョイと超えていました。Grade 4の平均スコア(約310)も大きく上回っており、学年別で見れば上から1%くらいに入っている模様でした。
長女が解いたのはあくまでもGrade 4用の問題で、15~16歳の子が読むような文章を理解できているわけではないので、530というスコアは眉唾ものだと思っています。とはいえ、学年平均くらい取れればいいなと思っていたので、正直この結果には私もびっくりしてしまいました。次女と異なり英語での読書量は少ない長女ですが、日本語の読解力が英語のReading力を恰も機関車のように強く牽引しているのを感じます。
Writing
引き続きエッセイを中心に自宅学習を続けています。エッセイを書かせるようになってから、新しい語彙や言い回しをどんどん吸収しているのがよくわかります。
ISAの方は、Narrative/Reflective Writing: 420、Expository/Argument Writing: 490という評価でした。Reading に比べるとスコアが落ちますが、ほぼ0からスタート、インター入学後1年9か月目の成績であることを考えると、上出来だと思っています。ちなみに担任の先生によると、Narrativeは普通の説明文や物語などのことをいい、Expositoryは自分の意見を述べるような文章のことをいうそうです。Spellingや語彙などはNarrativeの能力の方で見られているようです。よって長女のスコアは、「Writing能力自体は平均よりやや上くらいのレベルだけれども、自分の意見を整理して説得的に論じるのは非常に得意」ということを示しているようです。現在の自宅での取り組みはどちらかというとExpository writingであるため、このままでいいのか担任の先生に確認したところ、Expository writingへの取り組みによってNarrative writingの力もあがっていくので、今のスタイルで問題なしとのことでした。
Readingについては依然として日本語>英語ですが、最近、Writingについては、「書くのは日本語より英語の方が楽だなぁ」と言い始めました。日本語の作文力が落ちているとみるべきなのか、それとも英語のWriting力があがっているとみるべきなのか。たぶん両方なのでしょう。日本語の取り組みについて、もう少し何か考えなければならないなと思い始めています。
以上、2年2か月目の上達状況でした。