英語の上達状況 2年1か月目 長女(9歳)

  • by

インター入学後2年1か月目の英語の上達状況です。

・・・といっても、あまり「上達」はしていないので(汗)、読書記録&学習記録がメインです。

Reading

今月一番夢中になっていた英語本は、図書室に新しく入ったポケモンの漫画。長女いわく、「面白い!!」とのことで、40分で一気読み。現在、貸し出し中の2巻が戻ってくるのを首を長くして待っています。

そしてなぜか突然読み始めたGeronimo Stiltonシリーズ。親友のAちゃんの薦めで借りてきたようです。全頁カラーで字も大きく、サクサク読める感じです。ちなみにGeronimoシリーズは次女も読んでいます。

それからたまにやってくる怪談ブーム。2~3か月前は日本語の本で怪談ばかり読んでいましたが、ここにきて英語で怪談ブームが到来した模様。図鑑のように分厚い怪談集をなにやら必死に読んでいました。

そして、いつか読ませたいと思っていたWonder。10ページほど読みましたが、ストップ。この本は顔面に障碍のある男の子が主人公のお話なのですが、「August(主人公)はどんな顔をしているの?」「治らないの?」「どうして?辛すぎる・・・」と本人は言っていました。英語はさほど難しくないので、読もうと思えば読めるのでしょうが、9歳の彼女には設定もテーマも重すぎたのかも。しばらくはお蔵入りかな?

 

ちなみに日本語の本は今月は10冊ほど読んでいました。量は減りましたが、先月に比べると、少しヘビーなものを読んでいた印象です。今年は、夏目漱石や宮沢賢治などの「ちょい難しい系」にも挑戦していきたいところ。

 

ドイツ語は絵本を細々と。ジャケットをみて選んでいます。

 

さて、三か国語で読書をしている長女ですが、最近は、言語によって完全に「すみ分け」ができています。

本気(?)の読書(ある程度難解なもの):日本語
息抜きの読書(軽くさらっと読めるもの):英語
絵本(絵を見て楽しむのがメイン):ドイツ語

日本語の本を読むスピードは、いつの間にかかなり速くなりました。分厚い文庫本も数時間で読了することが多く、「えっ?読み終わったの?」と私が驚くことも。本人は「英語も日本語も、どっちが苦手とかどっちが楽とか考えたことがない」とのことですが、日本語に比べると、英語は読むスピードが遅いように思います。

インター入学後2年を経過すると日本語よりも英語の方が読み書きが楽になってくるお子さんも多いのですが、長女の場合は、
日本語>>英語>>>>>>ドイツ語 だと思います。

Writing

学校では、今月は、要約文を書く練習をしていました。先週末の宿題は、「母語で書かれたニュースをお父さん・お母さんと一緒に読んで、その要約を英語で書きなさい」というもの。あとは環境をテーマにしたhaiku作りなどもやっていたようです。英語の俳句はsyllable(音節)が分からないと作れないので、私にはハードルが高いのですが、長女には楽にできるようです。

自宅学習では、別記事で紹介したとおり、エッセイWritingを中心にすすめています。これまでは英語教育は基本外部におまかせでしたが、エッセイWritingについては、テーマの選定や書き直しの際の指導などを私がやっています。これが私の勉強にもなるし、長女と議論をするきっかけにもなり、なかなかいい感じです。

先月書いたエッセイで印象的だったのは、「兄弟姉妹はいる方が良いか」というトピックに関するもの。長女は「いる方がいい」という結論で書いていました。「妹はかわいい」「一緒に遊ぶのが楽しい」くらいの理由しか出てこないかなとおもったら、こんなことを書いていました。

理由1:親が子どもの遊び相手をする必要がなく、子育ての手間がかからない。
理由2:兄弟姉妹は親よりも長生きする。よって助け合える時間が長く、一緒にファミリービジネスをやるのに適している。自分も将来は妹と何かやろうと考えている。
理由3:白血病など移植が必要な病気になった時にドナーが見つかる可能性が高い。

長女はKYで脳内お花畑タイプだと思っていたのですが、結構冷静に世の中を見ているということに気付きました。ただし理由1については、「いっしょに仲良く遊んでくれているときは確かに助かるけど、喧嘩をしたときは仲裁が大変。だから楽じゃないと思うよ。」と反論しておきました(笑)

Writingの取り組み 長女(9歳)
9歳長女の自宅学習、今年から少し力を入れようと考えているのが、エッセイWritingです。 我が家の取り組み 学校でのWritingの指導に...

Listening & Speaking

2年前は、英語を全く聞き取ることができなかった長女ですが、2年で本当に成長しました。特にListeningは、夫と私の能力を大きく超えています。ドラマやアニメのセリフ、ポップミュージックの歌詞など、私には聞き取れない部分もきちんと聞き取れていますし、インド人などが話すくせのある英語や小さい子どもの甲高い声も全く問題なしです。

英語教育については、四技能まんべんなく伸ばすことが大切だと言われており、私も基本的にはそのとおりだと思います。ただ、小学校低学年までのお子さんについて言えば、やはりListeningを鍛えることに重点を置いた方がいいのではと感じています。Listeningは、大きくなってから訓練しても、到達できるレベルに限りがあります。長女のListening力を目の当たりにするたび、「くーっ!うらやましいぜ・・・」と歯ぎしりする私です(笑)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA