(※今回の記事は英語教育とは全く関係がありません)
先日、子連れヨーロッパ旅行のおすすめの目的地をご紹介しました。
「ヨーロッパなんて遠くていけないよ!」という方も多いと思うので、今回は番外編ということで、日本国内の子連れ旅行におすすめの場所をご紹介します。
私の一押しは、ずばり、奄美大島です。
<Why 奄美大島?>
・観光地化が進んでいない
・手つかずの自然が残るビーチがたくさん
・マングローブ林のカヌーツアーが最高!
こんな感じの浅瀬をカヌーでこぎながら進んでいきます。深くないので水が苦手なお子さんでも大丈夫。透明な水のなかをスイスイ泳ぐ小魚や、木の根元でこちょこちょ動き回るカニ。ありのままの自然があふれています。
ちなみに我が家が行ったのは2年前のGWです。マイレージで飛行機を取ろうとしたところ、ほどんととれる便がなく、消去法でやむなく奄美にしました。ところが行ってみて、びっくり。想像以上のすばらしさに感嘆しました。(まあ、全く期待していなかったから、その分感動が大きかったというのもありますが・・・)
長女いわく、「ハワイと比べれば、そりゃハワイの方がいいけどさ、沖縄や宮古よりは奄美の方が好きだな!」とのこと。どんだけ偉そうな9歳児・・・。ちなみに次女の方はといえば、「奄美もいいけど私は沖縄の方がよかったかな。だってホテルの庭に滑り台があったもんね~」と言っていました。うーん、この人の意見は参考になりませんな。
奄美はきれいなビーチがあちらこちらにあります。たとえば芝生も海も美しいこちらのビーチ、GWなのに、うちの家族で独占状態でした。他のビーチもだいたい同じような感じでした。そういえば、沖縄や宮古では、韓国語や中国語の書かれた空き缶やプラスチックごみが大量に漂着しているビーチがちょこちょこあったように記憶しているのですが、奄美ではそれがなかったような気がします。なんでだろう。西側のビーチにあまり行かなかったからかな?
※GWはまだ海で泳ぐのには寒いです。夏場はもっと混むと思います。
リゾート地のような優雅さはありませんが、自然のなかで子どもとのんびり過ごすには最適の場所だと思います。
郷土料理のなかでは、鶏飯(けいはん)が美味です。
ほかは「ヤギ汁」などちょっとハードルが高いものが多いです。奄美では、お客さんがきたら、「飼っているヤギを殺して接待する」のが最高のおもてなしとされているのだとか・・・。食べ物のみでいえば、やっぱり沖縄の方がいいです(笑)
さて、なぜイマドキ2年前の写真なんかを取り出して「奄美大島おすすめ!」なんて書いているのかというと・・・
「奄美が2018年に世界自然遺産に登録されるらしい」という話を小耳にはさんだからなのでした。以前から動きはあったようですが、ここにきて急ピッチに話が進んでいる模様。旅行業界では「ポスト世界遺産登録」を睨み、すでに水面下で色々な駆け引きがはじまっている模様です。(えらそうに書きましたが、すでにみなさんご存じでしたらすみません。なにせ日本のニュースに疎いもので。。。)
どうやら、クルーズ船の寄港できる港を建設して中国客を呼び込むという計画もあったようなのですが、地元の大反対でとん挫した模様です。観光客が増えれば地元の経済は潤うけど、自然の美しさが大きく損なわれることは間違いありません。私自身も「観光客」の立場でお邪魔させていただく身ですから、偉そうなことは言えませんが、寄港地計画がなくなって、ちょっとほっとしました。
とはいえ、世界遺産登録後は観光客が一気に増えることが予測されます。飛行機の便なども取りにくくなると思いますし、宿泊料金やツアー料金も全体的に上がると思います。なので、登録前の今が、ある意味最後のチャンスかもしれません。まだ奄美大島に行ったことがないという方、ぜひ次の旅行先として検討してみてくださいね~!