アート&カルチャー系の人気ブログ、Brain Pickingsにて、2016年のBest Children’s Booksが掲載されていました。
紹介されている本の大半は、大人が楽しめるアーティスティックな絵本です。なので、子どもの英語教育という面からみたときにどうなのかはちょっとよくわからない部分もあるのですが、気になった本を何冊かピックアップしてみました。どの本も、私はまだ読んでおりません。学校の図書室にリクエストを出して購入してもらおうかな~などと考えています。
The Sound of Silence
魅力的な本が並ぶ中、まず目がとまったのは、こちらの一冊。
表紙の絵を見て「あれっ?」と思われた方もいるかもしれません。
この本の主人公はYoshioくんという日本人の男の子。舞台は雨の日の東京です。「この世で一番美しい音は、”間”である」という、なんとも日本らしいテーマの絵本です。
著者はGoldSaitoさん。金斎藤さん・・・でしょうか?おばあちゃんを想像していましたが、若くてきれいな方で、ちょっとびっくり。ナショジオのライターをされているそうです。
A Child of Books
Oliver Jeffersの新作です。
本の中の世界に冒険に出かける女の子の物語。言葉の海を小舟で漂った後に少女がたどり着いたのは小さな島。そこで少女は少年に出会います。二人は、言葉でできた崖をよじのぼり、言葉でできたモンスターに出会い・・・。
本の中に出てくるイラストの一部が、言葉(「不思議の国のアリス」など著名な本から抜粋した文章)で出来ています。上の絵も、よく見ると本の影の部分が文章になっていますね。
Jeffersは、「The Day the Crayons Quitのイラストを描いている人」といえば、分かりやすいでしょうか。我が家ではこれまでJeffersの本を7~8冊は読んだかも。絵本というと幼稚園や低学年の子供向けのものが大半ですが、Jeffersの絵本は、小学校中学年以上向け&大人でも楽しめると思います。この本も読むのが楽しみです!
We Found a Hat
以前下記記事で紹介したHatシリーズの第3作。10月に出版された模様です。
1つの素敵な帽子を発見した2匹の亀。2匹ともこの帽子が欲しくてたまらない。でも帽子はひとつだけ。さあどうする・・・?
このHatシリーズ、前二作はどちらもシュールな結論でした。今回は一体どうなるんでしょう?気になります。

以上、Brain Pickings の2016年ベスト本から、さらに何冊かpickingしてみました!だんだん子供たちは大きくなってきましたが、まだまだ一緒に絵本を楽しみたいなと思っています。