今日はクリスマスにおすすめの定番絵本を5冊紹介してみようと思います。
1 The Night Before Christmas
<あらすじ>
クリスマスイブの夜。子どもたちのところにサンタクロースがプレゼントを届けにやってくる。
The Night Before Christmasは、今日の「サンタクロース」像のもととなったポエムです。すでにポエムの著作権が切れているので、このポエムをもとにした色々な絵本が出版されています。以下、Wikipediaの解説を引用します。
『サンタクロースがきた』(英語:”A Visit from St. Nicholas”)、別題『クリスマスの前の晩』(”The Night Before Christmas” または “‘Twas the Night Before Christmas”)は、1823年に米国の新聞に無名で発表された英語の詩である。一般に作者はクレメント・クラーク・ムーアとされるが異説もある。世界的に商業化されたクリスマスとサンタクロースのあり方に大きな影響を与えた作品で、現在でも米国を中心にクリスマスを迎える時期に広く朗読されている。(wikipedia)
サンタがやってきて子どもたちにプレゼントを置いて帰るという、現代に生きる我々にとっては「ごくごく普通の内容」です。でも、当時はこれが斬新だったんですよね。サンタの原点を知ることができる絵本です。
様々なバージョンの絵本がありますが、定番はTasha Tudorがイラストを描いたもの。一方日本のAmazonで評価が高いのは、Robert Sabudaのポップアップ版のようです。
2 How the Grinch Stole Christmas
<あらすじ>
グリンチは、人間もクリスマスも大嫌い。なんとかクリスマスを盗んで人間たちを絶望のどん底に突き落とそうと画策するが・・・
1957年に出版されたDr.Suessの本です。Dr. Suessの絵本特有のリズム感やイラストが好きな方にはお勧めの一冊。最後はちゃんとハッピーエンドです。
ちなみにジム・キャリー主演で映画化もされています。
3 The Polar Express
<あらすじ>
クリスマスイブの夜。サンタクロースを信じない少年の家の前に、急行電車が止まっていた。その電車は北極点行き。これに乗り込んだ少年は・・・
ストーリーもいいのですが、絵が秀悦です。日本語版は「急行 北極号」というタイトルで出版されており、あの村上春樹さんが翻訳しています。トムハンクス主演で映画化もされています。
この本はコールデコット賞というアメリカの権威ある児童文学賞を受賞しています。
4 The Velveteen Rabbit
<あらすじ>
小さな男の子がクリスマスプレゼントに貰ったのは、ベルベッドのウサギ。男の子はもらって2時間ほどでウサギに飽きてしまって、ウサギは放置される。ウサギは、仲間のおもちゃたちから、「子どもに本当に愛されたおもちゃは”real”になる」と聞き、realになることを夢見るが・・・
こちらも有名な絵本です。クリスマスが出てくるのは最初の部分のみですが、クリスマスプレゼントのおもちゃに関する絵本ということで紹介してみました。最後はハッピーエンドです。
5 The Snowman
<あらすじ>
ある雪の日、主人公の少年は、雪だるまをつくる。雪だるまに命が宿り、少年は雪だるまと友達になって・・・
これも定番中の定番ですね。アニメ化されているほかキャラクター商品も広く展開されているので、知らない人はいないのではと思います。
1978年に出版された最初の絵本は文字なしです。Step into Reading レベル1の下記の1冊の評判がいいです。我が家にはパペット付きの絵本があり、子供たちが大好きだったのですが、Amazonで検索してもでてきません。もう売ってないのかな~。
以上、クリスマスの定番絵本を5冊ほど紹介してみました。他にも何かあったかな~。思いついたら追加します!
クリスマスの絵本をお探しの方は、こちらも是非参考になさってください。