日本製鉛筆削り器にウットリ

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今日は英語とは全く関係ない話です。

夫が、日本のAmazonで鉛筆削り器を購入しました。デリバリーは旅行でこちらにいらした親戚にお願いしました。購入したのはカール事務機のエンゼルプレミアム5というものです。

 

いままで我が家で使っていたのは、ドイツのステッドラー製のもの。最初は快調だったのですが、そのうち刃の切れ味が悪くなり、力を入れて削っているうちに芯が折れてしまったり、刃の間に切れカスや芯がひっかかってしまったり。イライラが募った夫は、ネットで色々調べて、これを購入したそうです。

(わざわざ日本から鉛筆削りを買うなんて・・・アホかっ!)と内心思ったのですが、使ってみてびっくり。今まで使っていたステッドラーのものとは別物。切れ味が全く違うのです。今までの鉛筆削りが「ジョリ、ジョリ、ジョリ・・・ボキッ!(←芯が折れる音)」という感じだったのが、これは「シャリシャリシャリシャリ・・・」という感じ。削った鉛筆は、「これ、武器になるんじゃ?」と思うくらい、先が鋭くとがっています。驚いたのは、削りカスまで美しいこと。下記の写真で分かりますでしょうか・・・クルクルとまるで巻き毛のようになっています。あまりにきれいなので、このカスをなにかに利用できないかと、現在考え中(笑)

 
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いや~、久しぶりに、「日本製はやはり素晴らしい!最高!!!」と、感激しました。鉛筆を削りながらウットリしたの、生まれてはじめてです(笑)

 

 

この鉛筆削り器を作っているカール事務機さんは、東京葛飾の文房具メーカーです。HPの記載によれば、社員数50人、1929年創業の老舗です。主な製品は、パンチやカッター、鉛筆削り器など。製品はAmazonでも販売していますが、東京エリアですと、伊東屋や東大生協(!)でも取り扱いがあるようです。小さな会社がこうやって素晴らしい製品を作っているのをみると、なんだか応援したくなってしまいます。これ、ヨーロッパに輸出したら、売れると思うんだけどなあ。だってこんな素晴らしい鉛筆削り器、高級デパートでも文具専門店でも置いていないですから。たぶん、世界一の鉛筆削り器だと思います!

 

ちなみに、カールの鉛筆削り器は何種類かありますが、我が家が購入したのは左のもの。定価は3240円ですが、我が家が購入したとき(2016年9月21日)は2557円でした。今は2073円になっており、値段は時期によりかなり変動するみたいです。右の「ロイヤル」は、削り方が二段階調整できます。本記事トップの写真をみていただいて、「これじゃ鋭すぎる」という方は、たぶん「ロイヤル」の方がいいと思います。我が家では、来年の一時帰国時にもう一台購入して、子どもたちの学校に寄贈しようかしらと思っています。

 

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