インター入学後1年11か月目の英語力についての備忘録です。
今月は学校で個人面談がありました。
担任の先生に長女の英語力について聞いたところ、「彼女の英語力は全ての面においてネイティブとそん色ない。」とのこと。ううう、インター入学後はじめて、「英語力がネイティブ並み」との言葉をいただきました。お世辞も入っていることは重々承知ですが、それでもうれしかったです。ちなみに先生に、「いやでも、まだスペルミスとか多いですし、文章もあまりきれいでないような・・・」と尋ねたところ、「最近彼女が書いたものをご覧になりましたか?今、授業でpersuasive writingをやっているのですが、wonderfulな出来ですよ。全く心配ありません」とのことでした。
Reading
今月もやっぱり読書は日本語が中心でした。今月読んだ英語の本は、こんな感じです。
まずはBig Nate。全部で20冊くらいあるので、全巻制覇までまだ時間がかかりそう。
そしてなぜか、本人のなかでは詩集ブームが到来している模様。毎週のように図書室から詩集を借りてきています。シリアスなものではなく、くすっと笑える系のものを好んで読んでいます。詩集は途中からでも読めるので、どこまで精読しているかはよくわかりません。ちなみに下記詩集のうち、一番熱心に読んでいたのは、disgusting poemsという本ですが、チラ見したところ、本当に悪趣味なポエムばかりで愕然としました。詩集はやっぱりSilversteinとかにしてほしい・・・汗
ちなみに日本語の本はこのあたりを。ここ数か月で、日本語の本を読むスピードがかなり速くなった感じがしています。平日はバタバタしていて殆ど読書の時間がとれないので、休日に複数冊まとめ読みですが、1か月20冊のペースを維持しています。ちなみに今一番はまっているのは、「若おかみは小学生」シリーズで、今月は5~8巻まで4冊読みました。このシリーズは全20巻。本人は続きを読みたいようですが、時間とコストをかけて日本から入手するほどの価値がある本ではないような・・・。う~ん。
Writing
Big Nateの影響でしょうか、英語で4コマ漫画を描き始めました(笑)
先生が褒めてくださったpersuasive essayですが、特に自宅学習でこれといった取り組みはしていません。我が家では、子どもが小さいころから、何か親に要望があるときにはその理由をきちんと整理して述べるように教えるとともに、複数の選択肢で迷ったときには徹底的にPros & Consを議論するということを繰り返してきたので、persuasive essayがさっと書けるような下地が彼女のなかにできているのだろうと思います。英語力というより思考力の問題のような気がします。他言語でも通用する基礎的な力を母語で鍛えておくと、writingは比較的楽だなと思いました。
以上、担任の先生に「英語はネイティブなみ」と言わたものの、仮にそうだとしても、ネイティブの「下の下」あたりのレベルだろうな~と思っています。また、長女の場合、いわゆる受験英語のような学習は全くやっておらず、文法の知識は0、語彙も多くはないので、日本の英語の試験ではそれほど点数は伸びないだろうと予測しています。英語で馬鹿話をして友達を作るスキルはそれなりに高いと思うんですけどね(笑)
よって、改善の余地も伸びしろもまだ十分にあるのですが、今後どこまで英語力強化に時間を割くべきかは、悩ましいところです。個人的には、英語の「勉強」はまだ当分後でいいかなと思っています。むしろ親としては、母語である日本語の強化(特にアウトプット)に、より時間を割きたいと思っています。一方本人は、「ドイツ語を頑張りたい」とのこと。本人いわく、「ドイツ語やってると、英語は本当に簡単だなって思うんだよね。英語は全部theでいいけど、ドイツ語はderとかdieとか・・・もー、すごく大変!!」なんだとか。
男性 | 中性 | 女性 | 複数 | |
1格 | der (デア) | das (ダス) | die (ディー) | die (ディー) |
2格 | des (デス) | des (デス) | der (デア) | der (デア) |
3格 | dem (デム) | dem (デム) | der (デア) | den (デン) |
4格 | den (デン) | das (ダス) | die (ディー) | die (ディー) |
↑ ドイツ語の定冠詞を調べて見たら、こんなことになっていました。確かにこれはきつい(笑)
以前は、「ドイツ語はやってもあまり意味がない」と思っていましたが、アメリカ留学ばかり夢見ている時代でもないし、真剣にドイツ語を頑張らせてみるのも面白いかもしれないなと思い始めています。今はドイツ語の授業は週5コマ。日本の中学生の英語の授業くらいのボリューム感なので、これではなかなか話せるようにはならないですね。さてどうしよう。