公文, 中学受験あれこれ

中学受験と公文の算数 我が家の場合

公文の算数 我が家の悩み

子どもの教育に関して私がずっと悩んでいたことのひとつが、公文の算数。

「こんなつまらないプリントを子どもにやらせてプラスになるのか?」
「機械的に計算練習を繰り返すだけで、思考力がつかないのではないか?」
「中学受験を考えたら、方程式に入る前に公文の算数はeixtした方がいいのでは?」
そんなことをずっと考えていました。

特に今年の春に長女がF後半でつまづいてからは、いつどうやってやめるか、やめたあとはどうするか、「公文のexit戦略」をいつも考えていたように思います。
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その後どうなっているかというと・・・2人とも相変わらず公文の算数(数学)を続けています。そして以前のような閉塞感はなくなり、ゆっくりではあるものの、確実に前に進んでいます。現在、長女はG160。一次方程式をやっています。次女はD160。2~3桁の割り算を終了し、分数に入りました。来月には、長女はHへ、次女はEへ、それぞれ進むことができそうです。

長女の場合、国語に比べると算数(数学)の進度が遅く、本人も苦手意識が強かったのですが、ここまでよく頑張ってきたなと思います。複雑な計算が続くF後半は大変でしたが、Gに入ると一気に進みが速くなり、G自体は約4か月で終わりそうです。

中学受験と公文の算数:どこまで進めるべき?

さて、中学受験の勉強を開始する前までにどこまで公文の算数(数学)を進めておくべきかについては、色々な意見があります。大きく分けると、こんな感じでしょうか。

(1)F(小6)までにすべき。
中学過程に入って方程式を習うと、柔軟な思考で文章題を解くことができなくなる。よってGに入るまえに公文はやめるべし。

(2)G(中1)までにすべき。
Gで一次方程式まで学んでおくと、文章題も複数の方法で解くことができるようになり、楽になる。

(3)H(中2)まで終わらせるべき。
二次方程式と因数分解まで終了させる。これにより(2)よりさらに楽になる。
※公文の公式見解(?)はこれ。印刷版の「教材内容一覧表」をみると、赤字で、「中学を受験する人はここまでがんばろう」と記載されています。このため公文の先生に意見を聞くと、Hという回答が返ってくることが多いようです。

(4)I(中3)まで終わらるべき。
中学過程を終わらせてから塾に移行する。これにより、中学受験のみならず、その後の中学・高校での数学の勉強が非常にスムースに進む。

 

個人的には、中学受験の算数は、「小学校の算数」をどこまで極めるかということに尽きるので、公文のFを修了していればあとの進度は関係ない気がしています。むしろ中学受験に焦点を絞るなら、さっさと公文をやめてその分の時間を受験対策に使う方が効率がよいと思います。そういう意味では、(1)が正解なのでしょう。

ただし、「方程式を学ぶと思考力がつかない」というのは、どうなのかな~と思います。中学受験の勉強でも、□をつかって式を立てて、□を求めるということをやりますが、これって本質的には一次方程式とやっていることは変わらないように思います。それに、中学受験塾に通っても、結局はつるかめ算だとか旅人算だとかの解法を学んで速く正確に解く訓練をするだけなので、思考力がつくかといわれると、「?」です。本当の意味での思考力をつけるなら、じっくり時間をかけて難しい問題に自力で取り組むこと、すなわち●●算の類について自分で解法を導き出すことが必要なわけですが、中学受験の勉強も公文も、そういう学習ではないので、どっちもどっちのような気がしています。

なお、私が子どものころは、中学受験では途中式で方程式を書くと点数がつかないという話をよく聞きました。今でもそういう学校はあるのかもしれませんが、そういうカチコチな学校はこちらから願い下げでいいかなと思っています。

公文の先生からのアドバイス

色々迷った末、子供たちがお世話になっている公文の先生にご相談したところ、以下のようなご意見でした。

・中学受験を目指すお子さんには、Gの一次方程式まで修了させることをおすすめしている。一次方程式というツールがあると、中学受験でもなにかと役に立つ。理想は通塾開始前(小3の2月)に終了していること。無理な場合でも塾と並行して4年生のうちに終わらせたい。
・公文の数学と中学受験用の算数は別物なので、Gから先へ進むことは必須ではない。ただ、これまでに指導した生徒をみると、小学校時代にI を修了している子は、中学・高校でも数学で躓くことがなく、結果として難関大学に進学している例が多い。よって是非I終了を目指してほしい。長女の場合、おそらく小4のうちに終わるのではないか。

なお、公文の先生の中には、お教室の経営戦略的な観点から学習継続を推奨される方もいると思いますので、「続けた方がいい」というコメントはあてにならないこともあると思います。ただ、我が家がお世話になっている先生の場合、ご子息2人が帰国子女で英語が堪能、そして国立大学医学部と海外有名大学にそれぞれ進学と、まさに我が家が理想とする教育を実現されているので、コメントに説得力があります。先生のご子息の場合も、中学受験の勉強を始める前にIを終わらせており、これが受験のみならず中高の学習で非常に役立ったとのことでした。

 

公文の算数 我が家の方針

我が家も、とりあえず長女については、「小4の終わりまでにI修了」を目指すことにしました。公文のみでは足りない部分もあるので、思考力については週1の「どんぐり」、図形その他については「Prodigy」を引き続き家庭学習に取り入れることにより、バランスよく数学の力を育てていければと思っています。

ちなみに中学受験については、少し前までは、普通枠での受験も考えていたのですが(帰国子女枠だと学校の選択がかなり限られてしまうため)、これはさっぱり諦めることにしました。普段の学習内容が普通の日本の小学生とはあまりにもかけ離れているので、同じ土俵で勝負するのは無理だし、無意味だなと。

我が家が教育で重視しているのは、言語(日英独)×数学×ITの3つです。これからもこの3本柱を、我が家なりの方法&ぺ―スで鍛えていければと思っています。問題はバランス。数学はいいとして、3言語のバランスをどう考えるかが最近の悩みになりつつあります。特にトランプ政権誕生により、英語への比重をどうするか、悩みが増えてきてしまいました。この点については長くなるのでまた後日。

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