子どもと楽しむヨーロッパ

子どもと楽しむフィレンツェ:ウフィツイ美術館(Uffizi Museum)

美術館シリーズ、書くネタは色々たまっているのですが、なかなか更新する時間がありません。。。

さて今日ご紹介するのは、フィレンツェにあるウフィツイ美術館です。

 

ウフィツィ美術館とは

ルーブル美術館や大英博物館に比べると知名度は低いウフィツィですが、ダビンチ、ボッティチェイリ、ミケランジェロ、ラファエッロ、カラヴァッジヨなど、巨匠の作品がこれでもか!!というくらい揃っている、イタリア最大の美術館です。

なぜ他都市ではなく、フィレンツェのウフィツィ美術館にこれだけの作品が集まっているのかというと、メディチ家の最後のお姫様(子どもはいない)が、その全財産を、「メディチ家すべての財産は、この街フィレンツェに永遠に保存されなければならない」と遺言して、寄贈したからだそうです。

収蔵作品のなかでも特に充実しているのが、フィレンツェ全盛期のルネサンス絵画。展示は基本的に年代順に並んでおり、荘厳さを重視する中世の宗教画が、段々と人間らしさを帯びたルネサンス絵画に変化していく様子がよくわかります。

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美術館2階(日本式3階)からの眺め。傍に見えるのが、かの有名なベッキオ橋。

 

チケットの入手方法

ウフィツィ美術館には、世界中から観光客が押し寄せます。入館の待ち時間が3時間を超えることもあるというこの美術館、我が家はもちろん子連れで行ってきました。

待たずに入館する方法は、主に2つあります。

ひとつは、事前にWebで日時を指定してチケットを購入しておく方法です。ウフィツィ美術館で検索すると色々なチケット購入サイトが出てきますが、公式サイトはひとつだけ。下記のGalleria degli Uffiziというところをクリックすると予約ページへ行くことができます。なお、チケット予約は、1人あたり4ユーロの予約手数料がかかります。子どもは無料のウフィツィ美術館ですが、予約手数料は大人同様にかかります。旅行代理店やホテルのコンシェルジュに手配をお願いすることももちろんできますが、公式サイトの作りは比較的シンプルで分かりやすいので、簡単な英語が理解できるようでしたら自力で予約可能と思います。

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もう一つは、当日美術館に行って、その日の時間指定チケットを買う方法です。チケットを購入するかどうか迷っているうちにWebでのチケットが売り切れてしまった場合や、現地についてから天気などをみてスケジュールを決めたい時などに有用です。ウフィツィ美術館に行くと、入口が1つあり、1番は予約券を持っている人用、2番は予約券を持っていない人用になっています。この2番の入口の前を先頭として、ずらーっと長い行列ができているのですが、2番の入口の扉を入って左側のところに、当日の時間指定チケットの売り場があり、待ち時間0でチケットを購入できます。長蛇の列ができている日でも、午前中の早い時間にいけば、午後の予約券を入手できますので、時間指定の予約チケットを入手して午後に戻ってくるのがおすすめです。Web予約同様、予約手数料が4ユーロかかりますが、行列に子連れで並ぶ苦労を考えれば、安いものだと思います。

 

子連れ鑑賞のポイント

とても広い美術館なので、じっくり見ながら回っていると子どもは疲れてしまいます。展示は中世の宗教画→ルネサンス絵画の順になっているので、順路に沿って進んだ方が分かりやすいのですが、見たいものを絞って、適宜スキップしながら鑑賞した方がいいです。

子どもとの鑑賞のお伴にお役立ちなのが、こちらの本。残念ながらamazonなどでは売っていません。展示室に入る前のカウンター(オーディオガイドなどが置いてあるところ)で売っています。子供向けの絵本で、ウフィツィ美術館の成り立ちや有名な絵画の解説などが書いてあり、我が家は非常に重宝しました。中学生くらいになればオーディオを持たせればいいと思いますが、そこまでいかないお子さんの場合、この絵本を読みながら回るのがおすすめです。お値段は8ユーロくらいだったと思います。

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なお、上記で紹介した子供向けの本は日本では入手困難ですが、大人向けの公式ガイドブックはamazonで入手可能です。大人がこちらを読んで予習をしておいて、当日子供たちをガイドしてあげるのも一案です。

おすすめの作品

有名な作品はたくさんありますが、特に人気が高いのは、ボッティチェイリの「ヴィーナスの誕生」(本記事トップ画像)と「プリマヴェーラ(春)」(下記画像)。本物を見ると、画集で見るのとは違う様々な発見があります。この2点はキャンバスも大きく見ごたえがあるので、じっくり鑑賞したいところ。ちなみに長女は、「ヴィーナスの誕生」の絵を見て、「足の指の描写がすごい」という感想を述べていました。こ、細か!!(笑)

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ダヴィンチの「受胎告知」も人気です。こちらはルートの最後の方(79番展示室)にあります。ソファが少ないウフィツィ美術館ですが、この絵の前にはありますので、座る場所を確保してじっくり鑑賞したいところ。

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以上、ウフィツィ美術館の紹介でした。

ちなみにウフィツィ美術館のあるフィレンツエは、とても素敵な街ではありますが、とにかく人が多いこと、狭い路地を走る車も多いことから、子連れでの散策には向いていません。フィレンツェに対するうちの子供たちの感想は、「きれいな絵がたくさんあったけど、街中ごみだらけだし、人は多いし、何かいまいち」という残念なものでした(汗)

個人的には、フィレンツェは美術館と景色をさっと楽しんで、あとはピサやシエーナに移動したり、アグリツーリズモ(農園に併設された宿泊施設)などに滞在してのんびりする方が、子連れには向いていると思います。子連れトスカーナのエンジョイ方法は、また時間のあるときに記事にしたいと思います。

 

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