今日は、最近長女が気に入っているチャプターブック、Horrid Henryを紹介します。もともとは次女用に借りてきたのですが、なぜか長女が気に入り、時折「ぶっ」と一人で噴き出したりしながら、読んでいます。
イギリス発のHorrid Henry、チャプターブックはイギリス国内のみで1200万部売れているそうです。アニメ化や映画化(実写版)もされているし、ゲームなどの関連商品もたくさんあります。
あらすじ
主人公のHenryはスーパーいたずら好きな男の子。あまりにも悪ガキすぎて、あちこちに迷惑をかけているので、両親はHenryと出かけるときは「他人のふり」をしてHenryの後ろをこっそりついていくという始末。Henryがいたずらをすると、両親は”Don’t be horrid, Henry!!”と怒ります。
一方Henryには、Peterという名前の弟がいます。兄と違い、こちらはスーパー優等生。優しくて礼儀正しく、きれい好き。好きな食べ物は「野菜」、趣味は「読書」。Perfect Peterと呼ばれています。
物語は、Horrid HenryとPerfect Peterという対照的な二人の兄弟を中心に、クラスメイトや担任の先生、親戚や近所の人たちなどを巻き込みながら、展開していきます。
おすすめポイント&選び方
チャプターブックは、本編であるHorrid Henry storybooksが24冊あるほか、Early Readersという少し小さい子向けのものが35冊あります。アクティビティーブックやイヤーブックなど、上記以外にも色々あって、トータルで100冊くらいの本が出版されています。
本編はGrade 3くらいの年齢向け。ちなみに本編の第一巻はBook Wizardだと以下のような表記になっています。分量は一冊あたり90頁くらい。一冊読むのにかかる時間は、長女の場合、30分前後です。
Grade level Equivalent: 3.1
Lexile® Measure: 400L
DRA: 24
Guided Reading: M
Early Readersシリーズはそのタイトル通り、本編に比べると易しめです。次女はこちらを時折読んでいます。Book Wizardに記載がないので正確な難易度は分からないのですが、子どものインターではブックバンド「パープル」(ORT8相当)に分類されているものが多いようです。だいたいGrade 1くらいのレベルといったところでしょうか。
下記左が本編の第一巻、右がEasy Readersの第一巻です。Easy Readerの第一巻は、Horrid Henryの導入におすすめの一冊です。HenryとPeterが赤ちゃんのころの話が載っています。Henryのう〇ちはすごい悪臭で、一方Peterは一度もオムツを汚したことがなかったのだとか。Peter、おそるべし!!この一冊を読んで爆笑できるかどうかで、このシリーズとの相性はわかると思います。
ボックスセットもありますが、値段がちょい高め。たまに中古で安いものが出ることがあるようです。
マイナスポイント
この種のシリーズものによくあることですが、主人公が「悪ガキ」なので、子どもが影響されないかと心配される親御さんも多いようです。我が家はあまり気にしませんが、こればかりはそのご家庭の価値観によると思うので、なんとも言えないかな。
その他Tips
公式HPに無料で聞けるオーディオが転がっています。本を購入する前にこちらをいくつか聞いていただけると、だいたいのイメージはつかめるかと思います。
以上、Horrid Henryの紹介でした。