英語のRPGで算数を学ぶ:Prodigy

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子どもたちのインターでは、eラーニングで算数の宿題が出ます。

昨年度までは、長女・次女のクラスとも、Mathleticsというものを使用していました。これはMathに特化したeラーニングで、アメリカを中心に、全世界で広く使われているサービスです。

Mathleticsに加え、今年度からは、長女のクラスでProdigyという別のeラーニングの使用が試験的に始まりました。

Prodigyとは

このProdigy、なかなかすごいです。現在全世界で900万人が使用中、どんどん利用者が増えている模様です。

言葉で説明するより画面をお見せする方が分かりやすそうなので、まずは画面の画像をご紹介します。

<全体地図>

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<街のなか>

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<バトル画面>

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そう、Prodigyは、ロールプレイングゲーム(RPG)なんです。画面もバックミュージックもドラクエ風。

バトルのところでMathの問題が出ます。そして正解すれば敵にダメージを与えられます。バトルをすると経験値のようなものがもらえ、どんどんレベルがあがるようです。長女によると、同じワールドに友達がいると、友達とバトルをすることもできるのだとか。

なので、子どもたちには大人気。特に男子は夢中になっている模様です。うちの長女も男子の争いに参戦し、レベル上げに勤しんでいます。最近は男子と、「昨日Prodigyやった?」「レベルいくつになった?」なんて会話をしているようです。

 

 

利用料金・内容など

Prodigyのいいところは、利用料金が無料であること。一部課金アイテムがあるようですが、課金をしなくとも、学習に関する機能はすべて使うことができるようです。

問題の難易度は、プレイを続けるうちに自動調整されるようです。学年を設定すると、当初は簡単な問題が出て、徐々に難しくなり、しばらくたつとその子のレベルにぴったりあった問題になるのだとか。ただ、長女にGrade 4でやらせてみたところ、あまりにも簡単すぎたので、我が家はGrade 6でやっています。それでもまだかなり易しいので、Grade 7にあげようかどうか考え中です。

問題の内容は、Mathの色々な分野をカバーしてはいますが、バトルで問題を解くという構造上、じっくり考える文章題のようなものはあまりないようです。我が家では計算は公文でカバーできているので、どうせMathをやるならば、図形だとか文章題など、頭をフルに使うものを中心にしたいんですよね。そういう意味では、我が家のニーズにはあまり合っていない気がしています。

なお、教師・親向けの機能も充実しており、学習時間や到達度などをオンラインで確認することができます。

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親の反応は・・・

長女のクラスでは、一部の親御さんから、Prodigy使用に反対の声があがっています。「いくら算数の勉強になるといっても、これ、ビデオゲームじゃないですか!うちではビデオゲーム、厳しい制限をしているんです!」という感じですね。一部の方がかなり強く学校側に申し入れをしているようなので、なんとなくですが、来年からはまたMathleticsに戻ることになりそうな気がします。

我が家も、いままで子供たちに許可していたのは外出時のポケモンGoとか簡単なスマホゲームくらいで、これまで本格的なビデオゲームはやらせたことがありませんでした。なので、他の親御さんの意見もわかります。でも、遅かれ早かれ、ゲームの面白さに子供は気づくと思うので、どうせなら多少は勉強になるものの方がいいかなという気もしています。というわけで、我が家では、「公文のプリントを3枚やったらProdigy20分!」というルールにしました。Prodigyはご褒美という位置づけですね。

 

我が家もまだ使いはじめたばかりなので、使用感や効果、そして学校内での「Prodigy推進派VS反対派の戦い」の推移(笑)など、また数か月後にレポートしたいと思います。

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