日本語と英語の語彙を同時に増やそう大作戦

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子どもの語彙を増やすべく、最近こちらのドリルを購入しました。この種のドリルはいろいろ出ていますが、Amazonのレビューをみて一番よさそうだったこと、語彙数も他の同種ドリルに比べると少なめ(それでも1000個あるけど)だったことから、こちらを選びました。

 

最初は普通にドリルとして使いはじめたのですが、なんだか効率が悪い。

この本をドリルとして使う場合、やることは、①5択のなかから意味を選ぶこと、②例文を作ることのふたつなのですが、①はぶっちゃけ易しすぎる。例文も書いてあるので、知らない言葉でも勘で解けてしまいます。逆に②は、初見の語彙の場合、難しすぎる。そして、1ページに5個、全部で200ページもあるので、1日1ページやっても一回りするのに200日もかかってしまう。

それから、1000の語彙のなかには、さっと流すだけでよさそうなものもあるけど、じっくり深堀りする必要がある単語もあるんですよね。たとえば、「メッセージ」なんて単語は、さっと日本語での使い方を教えておけばいい程度かと思います。逆に、たとえば「誇張する」という単語だと、長女の場合、その意味はもちろんのこと、漢字の表記(書ける必要はないけど読める必要はあり)、同義の四字熟語「針小棒大」、英語の「exaggerate」を抑えておくことは必須。ついでに細かいけれど「exaggerate」は以前スペルミスをしていたので、スペルの再確認も必要です。さらにできれば、「make a mountain out of a molehill」なんて言い回しも知っていると、もっといいな。

というわけで、ドリルとしての使用はどうも効率が悪いように感じられ、結局2ページでやめてしまいました。

 

かわりに、我が家では、この本を、家族でのクイズ大会のタネ本として使っています。

週末は大抵どこか遠くに遊びに出かける我が家、車での移動時間が長いので、移動の合間に、この本をベースに、私がクイズを出すようにしています。「●●って、どういう意味でしょう」「同じ意味の慣用句は何でしょう」「英語だと何というでしょう」という感じですね。長女は3分の2くらい知っているけど、次女にとっては知らない言葉が大半なので、一緒に出題する側になったり、簡単な言葉は次女に優先的に回答させたり、5択を見せてあげたりと、一定の配慮をしています。

クイズ大会を開始して2週間で、3分の1終了。11月中に1000個全部終えて次のドリルに行けるといいな~と思っています。

 

語彙力は、本来は日常の会話の中や読書の中で自然に育まれていくもの。よって通常はドリルなど使う必要もないのかもしれませんが、海外で生活していると、触れる語彙に偏りがあって、どうしても「穴」ができてくるんですよね。長女の場合、このドリルに出てくる単語は3分の2くらいは知っているのですが(現在使っているものは低学年から使えるタイプのものなので難しい言葉はさほど含まれていません)、一方で意外な言葉を知らなくてこちらがびっくりしたりすることもあります。そんなわけでこのドリルを使ってコツコツと穴埋め作業をしています。

あと、「英語だと何というでしょう」は意外に難しくて、私もこっそり辞書を引いたりしています。これがなかなか勉強になって、いい感じ!(←私にとって、です・・・汗)

語彙ドリルをつかってのクイズ大会、おすすめです。

  

我が家が現在使用しているのは中央のもの。終了したら右の挑戦編も使用する予定です。

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