我が家の長女は、現在、海外インターの4年生(日本だと3年生)。
インターの生活は宿題もテストもほとんどなく、日本の小学校に比べると、のんびりマッタリしています。
学習内容も、「ザ・勉強!」というものは少なく、本を読んだり、グループワークをしたり、運動をしたり、アートを楽しんだりと、本当に楽しそう。というか、楽しいみたいです。そして、比較の対象は、他人ではなく自分。その子なりに頑張れば褒めてもらえるし、できる子でもさぼっていれば怒られる。そんな世界です。
そんなわけで、インターでは、「〇年生までに△△ができなければならない」という課題は、あまりありません。3年生のときは、「九九を覚えろ!というかお願いだから覚えてください!」と先生が口を酸っぱくして言っていましたが、そのくらいだったと思います。
そんなのんびりしたインター生活ですが、珍しいことに、現在長女が必死で取り組んでいる課題があります。
4年生のうちに、そしてできる限り早く、マスターしなければいけないこと。
それはずばり、「タイピング」です。
インターの授業とPCの使用
子どもたちのインターでは、セカンダリー(6年生~)からは、1人1台Macを使用します。6年生になると、Macをフル活用。宿題もグループワークも基本的にほぼすべてPC&オンラインでこなすようになります。
プライマリー(~5年生)でも、4、5年生になると、キーボードでこなす課題が増えてきます。基本はiPadとブルートゥースのキーボードですが、Macで作業をすることもあります。宿題によってはオンラインで提出しなければならないものもあります。よってタイピングができないと授業の課題がこなせないという事態になります。
思えば、私がブラインドタッチをマスターしたのは、高校生のとき。社会の授業のなかでブラインドタッチを教わりました。当時は高校で習うのもかなり珍しかったように記憶しています。それが子供たちの学校では4年生で必須になっているわけで、時代は変わったなと感じます。
ブラインドタッチの練習方法
長女が使用しているのは、Typing Agentというソフトです。画面はこんな感じ。アクティビティー形式で基礎からしっかり学んでいきます。学習履歴を先生が親が把握できるのがイマドキな感じですね。
手書きVSタイピング
手書きとタイピングでは、手書きの方が学習効果が高いという研究結果もあります。
自分の感覚でも、これはたぶんそうなんだろうなという気がします。手書きはタイピングよりも手の動きが複雑なので、脳の活動が活発になるのをより感じます。
ただ、社会人になって、文章を手書きで書く機会がどの程度あるかというと、少なくとも私の場合は打ち合わせのメモをとるときくらいで、それ以外は全部タイピングなんですよね。そうすると、手書きの良さにこだわるより、タイピングできれいな文章をより短時間で作成する能力を磨いた方が、役に立つんだろうなという気がします。
長女は最近は自分のMACが欲しいということも言い出しています。さすがにまだ早いように思いますが、タイピング練習やコーディングなどで子供にPCを奪われることも増えてきたので、リビングに共用PCを一台置いてルールを決めて使用させるのもありかなと考えはじめています。ルールの内容などはこれからじっくり検討していきたいと思っています。