長女がドイツ語の学習を開始して8か月が経過しました。途中、長い夏休みがあったので、実質的にみれば6か月かな。
今回は久々に、現在のドイツ語の上達状況と、英語学習への影響について記録しておきます。
【ドイツ語の上達状況】
listening & speaking:
街中でドイツ語で話しかけられると、ドイツ語で返答できるように。何を話しているか私にはさっぱり理解できないのですが、長女によると、「何歳なの?」「どこの学校に行ってるの?」「どこの国からきたの?」といった質問をされることが多いそうです。だいたい聞かれることは決まっているので、このくらいのやりとりなら、ドイツ語でもこなせるようです。
近所の子どもたちと遊ぶことも時折あるので、「みんなが言ってることがわかるようになった?」と聞いたら、こちらは「ほとんどわかんない。」とのこと。大人との会話より子供との会話の方がある意味難しいのは、英語もドイツ語も一緒ですね。
発音は、私が聞く限りは、かなりきれいな気がします。英語にはない、ドイツ語特有の発音もできているようです。
reading & writing:
readingは、ORTでいうところのレベル3くらいの本であれば、ドイツ語でもさほど苦労することなく読むことができる模様です。私がドイツ語は全く分からないため、街中の広告や標識などを訳してくれることもあります。
writingは、簡単な単語のスペリングが書ける程度です。同じレベルのドイツ語クラスのお友達のなかには、日記をドイツ語で書く子も出てきているようですが、長女にはまだ無理なようです。
【英語への影響】
当初恐れていたのはスペリングの混同ですが、これは全くありません。きっちり区別がついています。英語のレベルがある程度になってからドイツ語の勉強をはじめたからかな。逆にドイツ語を授業としては履修していない次女の方が、スペリングのときに混乱が生じていて、たとえばhouseをhausと書いたりといった初歩的なミスをします。
その他の面でも、英語への悪影響は特段見受けられません。もしかすると、ドイツ語の学習に時間が割かれている分(ドイツ語の授業は週5コマ)、英語が思うように伸びていない部分があるかもしれませんが、「ドイツ語を勉強しなかった場合」との比較が困難なので、これは何とも言えないですね。
以上、第二外国語のドイツ語も、ゆっくりとしたスピードではありますが、徐々に上達している模様です。
そういえば、先日、クラスの担任の先生から”What do you wish you were better at?”と質問されて、長女は、”I wish I were better at German.”と即答していました。そっか、もうそこで”English”とはならないんだな・・・と妙なところで感心してしまいました。
長女はドイツ語の授業がとても好きなようです。「ドイツ語なんてやってもね・・・」と思っていましたが、このままマルチリンガルを目指すのも面白いかもしれないと思い始めています。ケスナーやエンデがドイツ語で読めるくらいまでいけたら、素敵だなと思います。