教育に関する雑考

「子供の質問に徹底的に答えるDay」を実施してみた。

うちの長女は小学校3年生になるのですが、いまだに「なぜ」「どうして」と幼稚園児のように聞いてきます。できる限り答えるようにした方がいいのでしょうが、忙しいときなどにしつこく聞かれると、「自分で調べなよ~」「いい加減にして」とブチ切れてしまうんですよね。後で冷静になって、「ああ、これじゃあ子供の知的好奇心は伸ばせないな・・・」と反省しています。

長女の質問はバラエティに富んでいて、なかなか面白いです。ちなみに最近の質問で一番面白かったのは、SMAPに関するもの。「SMAPってなに?」にはじまり(彼女はSMAPの存在を知らなかった!)、「どうしておじさんなのにアイドルなの?」と言っていました。どうしてって言われても・・・(笑

一方次女は、質問そのものよりも回答へのリアクションが想定外のことが多く、面白いです。先日は「パパのお給料は一日いくらくらいなの?」と聞いてきたので、「ママもよく知らないけど、たぶん1日8ユーロくらい?」と答えておきました。そしたら、興奮しながら、「すごいね、毎日ぬいぐるみ買えるじゃん!!」と言っていました。毎日ぬいぐるみ・・・買いません(汗)

さて、前置きが長くなりましたが、昨日は多少時間に余裕があったので、「長女の質問に徹底的に答えるDay」にしてみました。長女の質問とこれに対する私の答えは以下のとおりです。


その1:(英語の料理本を見ながら)table spoonって、何?

(答え)日本でいうところの「大さじ」に該当。約15ml。ちなみに小さじはtea spoonという。
この質問は楽勝でした。このくらい楽だと負担にならないんだけどな~。

その2:世界で一番安全な都市はどこ?

(答え)そもそも、「安全」という抽象的な概念でランク付けをするのは不可能。地震など深刻な天災が発生する確率、犯罪発生率、交通事故での死亡率など、「安全」にかかわってくる数字はいろいろある。また、単に犯罪率といっても、凶悪犯罪に限定するのか、軽犯罪まで含むのかによっても、評価は変わってくる。政情が不安定な国では将来的に国家の体制が変更になった場合のリスクも考慮する必要がある。なお、日本は犯罪発生率は概して低いが、天災リスク(地震・火山)が非常に高い。
これ、たぶん今まで3回くらい同じことを聞かれています。毎回同じような説明をしていて、警察白書を見せて解説したこともあるのですが、どうも本人にはピンとこない模様。私の説明が悪いのかな~。
と、ここまで書いてふと気づいた。これ、自由研究のテーマにすればいいじゃ~ん!今日長女が家に帰ってきたら、提案してみようと思います。

その3:消しゴムのカスは集めてコネコネしたら再利用できると思うんだけど、どうしてみんなやらないの?

(答え)労力の割に得るものが少ないから。しかも手垢も交じってて汚いし。
うちの長女、こういう変てこりんな質問がかなり多いです。ちなみに本人はいたって真面目。消しカスを集めて自作の練りケシを作り、「ほらみてママ!消えるでしょ?リサイクルできるんだよ!」とやっています。

その4:ヨーロッパにはいくつの国があるの?ユーロを使っているのは何か国?

(答え)ヨーロッパには50の国がある。欧州連合(EU)加入国は28か国で、うちユーロ使用は19か国。
このくらいの問題なら、子供部屋にある本で自分で調べられるはず。もう少しリサーチ能力を鍛える必要がありそうです。

その5:プラスチックは何からどうやって作られるの?

(答え)原油から作られる。最近は植物由来のものもある。
ネットで調べて、原油からどのようにプラスチックが作られるかを解説しました。長女いわく、「えとね、オイルだけじゃないよ。たとえば牛乳からも作れるんだよ。」とのこと。本当かいな~と思って調べたら、確かに牛乳からも作ることができるようです。牛乳から作ったプラスチックは、カゼインプラスチックというそうです。シラナカッタ!本人はオイルから作る場合と牛乳から作る場合の違いを知りたかったようですが、時間切れでそこまではたどり着けず。あとで調べて長女に報告しておきます(汗

その6:銃乱射事件が起きたときに生き延びるのはどうしたらいいの?

(答え)親や先生と一緒のときは親や先生に従う。安全な逃走路がある場合は逃げる。レンガ造りのしっかりした壁や強化壁に隠れる。逃げるのが不可能なときには床に伏せる。とにかく犯人の注意をひかないよう、物音を立てないようにする。泣くのは絶対にNG。先日のパリのテロでは、犯人がそばに来たときに心臓付近を手で押さえて倒れて死んだふりをすることにより助かった人がいる。
これは自分でもよくわからなかったので、ネットでいろいろ調べてみました。私も勉強になりました!


以上、毎日毎日子供の質問に丁寧に答えるのは無理ですが、たまにはこうやって「徹底的に質問に答えるDay」を実施すると、いろいろなことが見えてきて面白いなと思いました。

今後は定期的に、週末のどちらか1日を、「徹底的に質問に答えるDay」にしてみようと思います。

「え?週に1日だけ?」という突っ込みが聞こえてきそうですが・・・。はい、当面は週に1日だけです。これ毎日やるの、む、無理です(涙)そのかわり、「徹底的に質問に答えるDay」は、徹底的に調査と議論をして、きちんと答えを導き出すようにしようと思います。

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