日本語漬けの夏休み

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日本に一時帰国をして、3週間が経過しました。子供たちはすっかり「日本語漬け」の毎日を送っています。

英語と触れ合うのは、長女の場合、コーディングの勉強と、時折私がプリントアウトして渡す記事のみ。次女は週2回のGSA(Global Step Academy)のみという状況です。それからごくたまに、NHK教育テレビでアニメを英語音声で見ていました。

英語の本も一応少しだけ持ってきたのですが、読む本は、日本語ばかりになっています。この20日間で、長女は20冊くらい、次女は35冊くらい読んだかな。週末になれば図書館に行って、たくさん本を借りて帰ってきています。親子で外出すれば、吸い込まれる先は決まってブックオフ。立ち読みする子供たちと、必死で掘り出し物を探す私。あっという間に時間が過ぎていきます。

日本の本がたくさんあるって、本当に幸せ。


今は一時帰国中ですので、この「日本語漬け」の状態でちょうどいいのですが、気になったのは、本帰国後のこと。日本の我が家では、学校の図書室も、近くの公立図書館も、近所のブックオフも、英書はほとんど置いていません。同じマンション内に帰国子女で英語が話せる同年代のお子さんが複数いるのですが、一緒に遊んでいるときに英語が出てくることは全くありません。「AちゃんもBくんもアメリカにいたから英語が話せるんだよ」と、さりげなく子供たちに言ってみましたが、「ふ~ん」という反応。まあ、日本人同士なら日本語で話すのが自然なことですから、わざわざ英語で話すことにはなりませんよね。。。

そんなわけで、相当意識をして計画的に英語環境を作らないと、子供たちを継続的に英語に触れさせることは難しいと実感しました。もちろん、インターネットの発達によって、動画やゲーム、音楽など、英語のコンテンツを入手することは容易になりましたが、日本語のコンテンツもクオリティの高いものが簡単に手に入りますし、友達との会話で話題になるのも日本語のコンテンツの方ですから、親がうまくおぜん立てをしておかないと、英語の方には向かないようです。

うーん、これ、家の本棚を英書でいっぱいにする&家では日本語の娯楽は禁止するくらいの気合が必要かもしれません。現在、我が家の子供用の本は、日本語が約450冊くらいあるのに対して、英語は100冊くらい。これから少しずつ、フリマなどを利用して、「帰国後に読むための」英書の蔵書を増やしていこうと思います。

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