子ども達が日本の小学校にお世話になり、1週間が経過しました。
次女にとってははじめての日本の小学校、どうなるか心配していたのですが、毎日が楽しくて楽しくて仕方がないようです。本人に「インターとどっちが好き?」と聞くと、「ん~、どっちも大好き!」とのこと。でも、私の目から見ると、日本の学校に通っている時のほうが、生き生きしているように感じられます。毎日家に帰ってくると、「聞いて聞いて!」がたくさんなんですよね。内気な彼女の場合、インターよりも日本の学校の方が性分に合っているのかな。
そんな次女が、「日本の学校って、ここがすごい!」と語ってくれましたので、その内容を紹介したいと思います。
その1:宿題が出ても、誰も文句を言わない
日本の学校では、毎日宿題が出るのが当たり前のことになっています。なので誰も文句は言いません。これがインターの場合どうかというと、宿題が出ると、子どもたちからブーイングの嵐なんだそうです。
その2:合唱のときに、みんながキレイにはもっている
インターでは、合唱や合奏をすると、どんどんどんどんスピードが速くなり、収拾がつかなくなることがよくあるんだそうです。日本の学校では、みんな先生を見ながら、他の人に合わせて同じスピードで歌うことができる。だから合唱がすごくきれいに聞こえるんだそうです。
その3:先生が怒らない
インターでは、授業中に勝手なことをする子がいて、先生がよく怒っているそうです。次女がお世話になっている日本の小学校のクラスでは、先生が声をかけるとみんなピシッと言うことを聞くので、先生が怒ること自体がほとんどないんだとか。インターのクラスの様子は、日本の小学校からみると「学級崩壊」に近い状態なのかも。。。
その4:校庭やプールでトンボが飛んでいる!
子ども達のインターにはプールがないので、トンボが飛んでこないのです。「学校でトンボが飛んでいる」という事実に衝撃を受けた次女でした(笑
以上、その4はともかく、その1~3は、日本の学校の特徴をよく捉えていると思います。インターでは、個性を重視し、のびのびとした教育が行われていて、それはそれでいい面もあるのですが、集団で何かをやるのは、みんな苦手。よって、協調性や忍耐力は、あまり身に付きません。みんなが礼儀正しく、ルールを守り、他の人にあわせて行動する様をみて、次女は衝撃を受けた様子でした。
次は、長女にも意見を聞いてみようと思います。さてどんな答えが返ってくるかな。ちょっと楽しみです。