今日は次女お気に入りの一冊をまたまた紹介しようと思います。
The Book With No Pictures。タイトルの通り、絵が全くない本です。2014年発売の新しい本ですが、発売当時ベストセラーとなり、かなり話題を呼びました。次女いわく、「クラスのかなりの子が、おうちにこの本があると言ってる」のだそうです。確かにAmazon comを見ると、カスタマーレビュー3014件と、なんだかすごいことになっています。
作者のB.J.Novakは、1979年生まれの36歳。ハーバード卒の俳優・コメディアンという異色の肩書の持ち主です。頭がよくてかっこよくて面白いって、なんだか反則すぎるスペック。
気になる本の中身ですが・・・
出だしはこんな感じ。「絵のない本ってつまらないよね?」「この本のルールはこうだ。この本を読む人は、ここに書いてあることを全部、声に出して読まなければならない!例えそれが何であっても」。その後は、「私は朝食にアリを食べます!」とか、「私の頭はブルーべリー・ピザでできています。」とか、意味不明で面白おかしい文章がたくさん出てきます。「これなんて発音するの?」という意味不明の単語も色々出てきます。
要するに、大人が子どもに読み聞かせることを前提として、大人に変ちくりんな文章や単語を読ませて盛り上がるというコンセプトで作られた本なのです。
以下は、出版社の公式アカウントの動画です。作者のB.J.Novakが子ども相手にこの本を読み聞かせています。さすがコメディアン、めちゃくちゃうまい読み聞かせ!子ども達の盛り上がりっぷりも納得。
次女はこの本が大好きなようで、一人で読んで爆笑し、「一緒に読もうよー」と言ってきました。ちょっと忙しかったので、「少し待ってね」と言ったら、勝手にスカイプを立ち上げて日本のジイジとバアバに電話して、2人相手に読み聞かせをしていました。こっちは寝る前のリラックスタイムだったけど、日本は午前4時。。。ジイジ、バアバ、ごめんなさい。。。
ちなみに長女の方にも読ませてみましたが、こちらは、「何が面白いの?」と冷めた反応。幼稚園~小学校低学年向けの本だと思います。
この本は、どれだけ面白おかしく読み聞かせできるか、読み手の技量(演技力?)が試されます。ただ、女性にはちょとハードル高いかな~。作者や学校の先生などが読み聞かせをしている動画が、上記以外にもyoutubeに色々ありますので、それを参考にしてパパにこっそり練習してもらうのがベストかな?(笑)
以上、The Book With No Picturesの紹介でした!