インターの学校生活

人種の坩堝のなかで

子ども達の通う学校は、実にインターナショナル。様々な国籍の子ども達がいます。

長女の場合、仲良しのお友達は、インド、中国、ドイツ、スペイン、フランス、UAE、メキシコ。国籍はもちろん、髪や肌の色も、信じている神様も、食べるものも、本当にいろいろです。でもみんな女の子。一緒に笑ったり、泣いたり、時には喧嘩もしたり。最近は、「XXはYYが好きらしい」なんて恋バナもしている模様。私からみると何だかすごくまぶしく感じます。

さて先日、そんな仲良しのお友達を招いて、長女の誕生日会を開きました。会場は、長女お気に入りの陶器工房。普段はオシャレなマダムたちが優雅にカフェオレを飲みながら絵付けを楽しんでいる場所です。ケーキとお菓子を食べて簡単なパーティーをしたあと、みんなで陶器のペインティングを楽しみ、後日、焼きあがった陶器をプレゼントするというプランにしました。

 

面白かったのは、各自の作風の違い。

例えばスペイン人のMちゃんの場合、色使いがすごく大胆。いろいろな色をどんどん重ねて塗っていきます。夢中になっているうちにだんだん作業スペースが広がって行ってしまって、隣の子から、「ちょっとM!こっちにはみ出し過ぎだって!」と怒られる始末。まさにミニ・ガウディ。

この種のアートが一番得意なのは、中国人のWちゃん。手先の器用さを生かし、細かい模様をきれいに描いていきます。工房の隅にあったスタンプを目ざとく見つけて、そちらも上手に活用していました。最後に自分のイニシャル「W」を真ん中に大きく入れて完成。さすが!という感じです。

長女の一番の親友、インド人のAちゃんは、規則性のあるカラフルな模様を重ねていました。緑と紫を重ねるなど、色のチョイスも独創的。彼女の作品は、さながら現代風の曼荼羅絵図。

他の子たちも、それぞれ、お国柄や個性がよく表れていて、見ていてとても面白かったです。

 

そんな中、うちの長女が作ったのがこちら。

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面白いな~と思うのは、長女の作品に、友達からの様々な影響が感じられること。

模様の規則性、特にピンクのドットに黄色のドットを重ねるあたりは、間違いなくAちゃんの影響。スタンプで小さなハート模様を規則的に押しているあたりは、Wちゃんの真似。そして、大胆な色使いは、Mちゃんの影響かな。

そんなお友達からの影響と、持ち前の彼女の手先の器用さが相まって、上記のような作品になりました。

 

「人種の坩堝」と呼ばれる多民族が混在するエリアでは、様々な文化の影響を受けて、独自の文化が生み出されることが広く知られていますが、長女の内面でも同じような現象が起きているのを感じます。ベースとなる日本人らしさも大切にしたいと思いますが、その一方で、こうやって色々なお友達から様々なことを吸収し、昇華させて、自分のものにしていくのも悪くないかな。

インターナショナルな環境での子育て、本当に面白いな~と思います。

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