ゲームブックの代表作:Choose Your Own Adventureシリーズ

ゲームブックというジャンルの本をご存じでしょうか。ゲームの攻略本ではありません。ストーリーのなかに選択肢がいろいろ出てきて、選んだ肢によってストーリー展開と結末が変わるタイプの本を言います。

ゲームブックのはじまりについては諸説あるようですが、最初のヒット作は、1980年ころにアメリカで出版された「Choose Your Own Adventure」シリーズです。いくつかの作品は日本語にも訳され、「君ならどうする?」という題名で学研から出版されています。

その後、コンピューターゲームの発達などにより、ゲームブック市場は衰退していきますが、このChoose Your Own Adventureシリーズは、実は未だに健在だったりします。昔のような大ヒット作はありませんが、まだちょこちょこと新作を出し続けています。以前に比べると、低年齢向けの作品が増えている印象です。

そんなわけで、近年出版されたChoose Your Own Adventureシリーズから、何冊か紹介します。いずれも、最近学校で行われたBake Saleの収益をもとに、図書室で購入した本です。入ったとたん子ども達の間で大人気になってしまい、順番待ちをして争うように読んでいるようです。

   

 

次女のクラスの子ども達の間での一番人気は、The Haunted House 。幼稚園生向けです。まずは何か簡単な一冊をということであれば、この本がよさそうです。はじまりはこんな感じ。「あなたが飼い犬のHomerと散歩をしていたら、白い猫を追いかけて、Homerが不気味なお屋敷の方に行ってしまいました。門からこっそり入ってみたけど、Homerはどこにも見当たりません。庭で呆然としていたら、”Homerは家の中よ~”という不気味な声が。さてどうする?家に入ってみるなら9ページへ、逃げるなら5ページへ、それぞれ進んでください。」 いいですね~、ドキドキしちゃいます(笑)

二番人気は、Your Very Own Robot 。こちらは1年生向けです。「あなたは自分専用のロボットを手に入れます。しかしそこから色々大変なことがおきて・・・」というお話です。

最近次女が借りてきたのは、Your Very Own Robot Goes Cuckoo Bananas。上記2冊は借りられず、やむなくこれになった模様。Your Very Own Robot の続編です。こちらは2年生向け。ちなみに続編から読んでも特に問題なし(前のストーリーとの連続性はない)の模様です。下記写真はこの本です。

(※なお、対象学年については、出版社のHPに詳しく記載されています。)

CYOA

ちなみに選択肢によっては途中でゲームオーバーになってしまったりします。その場合、また前に戻って選択し直して・・・という感じになります。よって、必然的に同じページを何度も読み返すことになりますが、これが結構英語の勉強になっているように感じます。普通の本だと、連続して何度も読み返すということは、ほとんどありませんものね。

ゲームブックという本の性質上、どの本も、どちらかというと男の子向けのように思います。ただ、うちの次女は、結構楽しそうに読んでいたので、女の子でも大丈夫かと。

私が次女の借りてきた本をしげしげと眺めていたら、翌週、次女が、「これママ用♪」といって、下記の本を借りてきてくれました。日本が舞台のようです。対象年齢はGrade 4。これ・・・読むべきなんだろうか(笑)

以上、Choose Your Own Adventureの紹介でした。

「ゲームブックの代表作:Choose Your Own Adventureシリーズ」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。通りすがりのものです。
    ここ半年ほど低年齢むけのゲームブックを探しておりましたが
    たどりつけずにおりました。
    紹介していただいて早速購入いたしました!
    ありがとうございます!

  2. こんにちは!コメントありがとうございます。
    お役に立ったようでよかった!(∩´∀`)∩

    Choose Your Own Adventure、ほかにもたくさんありますよ~!
    Amazonで探すより、出版社のHPから探す方が簡単です。
    http://www.cyoa.com/
    ここの右の方の”BY READING LEVEL”で学齢を選ぶと本が出てきます。最初の方のページの試し読みもできますので、ここでじっくり選んでから、Amazonに戻るとよいかなと思います!

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