教育に関する雑考

インドの躍進が止まらない

先週末はお休みをとってスイスアルプスに行ってきました。

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3泊4日、天気のいい日は歩いて歩いて歩いて・・・。

子ども達は元気にピョンピョンしていましたが、私は足が筋肉痛になってしまって、最後の方は本当に辛かった!体力面では家族4人のなかで最下位であることを再認識しました。


私たちが、スイスのリゾート地で一番驚いたこと。それは、インド人観光客の多さでした。

中国人や日本人もいたのですが、一番多かったのは、インド人。スイスのリゾート地はとても物価が高い場所です。ホットドックが800円、ペットボトルのお水が350円くらいするかな。レストランに入れば、パスタ1皿2000円の世界。景色は最高だけど、長居をすると息苦しくなってしまうくらいの物価高です。にもかかわらず、右を見ても左を見ても、インド人が山ほどいました。団体客もいれば、個人旅行者もいました。観光列車を貸し切りにして移動していた団体も見かけました(ちなみに観光列車の運賃も、めちゃくちゃ高い!)。

そんなわけで、波のように押し寄せてきているインド人を前に、インドパワーの台頭を肌で感じて帰ってきました。

(ちなみに、そのことを別のインド人の友人に話したら、「最近、インドでは映画の舞台によくスイスが登場するようになったんだよね。だからスイスに憧れている人が多くて、ロケ地巡りツアーとかが人気なんだ」と言っていました。スイスでボリウッド映画の撮影が行われているとは!ちょっとビックリ。)

 

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私のまわりにも、現在、インド人の友人・知人がとてもたくさんいます。

長女のクラスは、20数人中、4人がインド人。日本人は長女を含めて2人、中国人は1人です。10年前は、インドの会社が欧米に駐在員を送るケースは、コストなどの関係もあって稀でしたが、最近はどんどん増えているように感じます。インドという国が着実に力を付けてきているのを感じます。

また、インド出身だけどアメリカやヨーロッパの大学を出て、先進国に現地採用で就職して定住している人も、何人か知っています。インド人の場合、英語が話せるし、数字やITに強い人が多いので、世界中のどこでも生きていけるんですよね。強いなあと思います。

ちなみにインド人の友人によると、インドで最難関のインド工科大学(IIT)は秀才ぞろいで、ハーバードに入るのより難しいのだとか。「ハーバードとかMITとかに進学するのは、IITに落ちた奴らだよ」と言っていました。ほんとかいな~と思い調べてみたところ、IITの入試の倍率は、なんと60倍。ハーバードより入るのが難しいというのは、本当みたいですね。


2015年にPWCが出したレポートでは、2030年にはインドが日本を抜いて世界第3位の経済大国になると予測されています。以下はPWCのレポートの抜粋です。他のシンクタンクやコンサルのレポートでも、だいたい同じような予測がなされています。

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日本では、中国に負けた勝ったと騒いでいますが、後ろからヒタヒタとインドも追いかけてきているんですよね。もちろん1人あたりのGDPで計算すれば、インドが日本を抜くのは当分先になるわけですが、それでも総生産で抜かれる日が近いというのは、ある意味衝撃です。みんな気づいているのかな。

子どもの教育という面でみたとき、グローバルなフィールドに出ることを目指すのであれば、インド人たちとの競争がまず間違いなく待っています。英語とITに強い人が多いので、ある意味中国人よりも手ごわいかも。同じフィールドで勝負できるようこちらも英語やITの教育に力を入れるか。それとも、あえて違う分野の力を伸ばしてバッティングを回避するか。これからは、子どものグローバル教育にも、戦略性が必要になってくるかもしれません。

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