教育に関する雑考

もしも英語教育をやり直せるなら

我が家の場合、長女が7歳半、次女が5歳半のときに、海外のインターへ転校しました。

子どもに早期英語教育を受けさせることは、長女が生まれたときから考えていたことでしたが、バイリンガル育児についての知識はほとんどなく、親子英語についてはその存在すら知りませんでした。

夫と私が、バイリンガルとして活躍している周囲の友人たちの話をもとに、イメージしていたのは、以下のようなプランでした。

 

小学校低学年のうちに海外(アメリカ)へ渡航、英語漬けにする

長女が5年生くらいになったときに日本へ帰国

帰国枠を使って私立中へ(次女は無理かな?)

中学・高校は日本、ただしどこかで1年程度の短期留学をさせる
夫に海外赴任のチャンスがあれば同行)

日本or海外の大学を卒業
(海外の場合、財布と相談が必要)

Graduate Schoolは海外へ
(これは社会人になってから自力で行ってくれ~)

 

我が家の場合、夫の海外赴任という形で、計画どおりに海外に出ることができ、現在に至るわけですが、想定外だったのは、赴任先が英語圏ではなかったこと。「えっ?インターに入れるの?しかも日本人学校との差額は自己負担ですって?アメリカなら学費タダなのに?」という感じでした。最終的には、「もしかしたらヨーロッパも面白いかも?」「いろいろ旅行とか行けそうだし~」という好奇心から、ヨーロッパ行きを決めた我が家でした。(←そこかよ!と言われそうですが・・・)

その後、子どものインター入学とともに、バイリンガル教育を本格的に開始し、私自身も色々なことを学びました。母語の重要性とか、母語もちゃんと教えないと忘れちゃうとか、セミリンガルのリスクとか。親子英語という形でのバイリンガル教育の存在を知ったのも同じころでした。

そこで、「もしも英語育児をやり直せるとしたら、自分はどうするだろう?」と、改めて考えてみました。


結論からいうと、やっぱり、海外に行くことを目指したと思います。

親子英語でバイリンガルを目指す?私には絶対無理です!今でも、1日20分、次女と一緒に英語の本を読むだけで、精いっぱい。失敗するのは目に見えています。親子英語で子どもをバイリンガルにするには、親の英語力云々の前に、親が相当の熱意をもって、時間と手間をかけ、辛抱強く取り組むことが必要だと思います。子どもが1人ならまだしも、我が家は2人。ハードルが高すぎます。

 

そんなわけで、もし再度やり直せるとしても、やはり海外に行くことを考えると思います。

ただ、渡航先は、英語圏にこだわると思います。

長女の担任の先生(イギリス人)によると、英語圏で居住している場合と、非英語圏で英語教育を受けている場合では、英語の上達速度は全く違うのだそうです。そりゃそうですよね、英語圏なら、まわりがネイティブだらけ、日常生活にも英語があふれていますから。うちの子ども達が通うインターの場合、たとえば長女のクラスだと、英語を母語とする子どもは3分の1くらいしかいません。第二外国語の教育まで手を広げる余裕がありそうなら、非英語圏でもいいと思いますが、まずは英語教育ということなら、やはりアメリカかイギリスがベストと思います。

また、学校の選択にあたっては、EALについての学校のスタンスとカリキュラムを、通っている人からよく聞いて把握すべしと思います。他のママいわく、うちの子のインターのEALは、アメリカの公立小よりも劣るレベルのようです。学校が、「うちは英語学校じゃないのよね」というスタンスなので、EALにはあまり力を入れていないんですよね。最近、近くのブリティッシュスクールに通う知り合いから、「うちは毎日のようにセミプライベートレッスンがあるわよ」と聞き、びっくり。うちの子のインターの方が、学費は2割くらい高いのに・・・ガーン!!です。ノンネイティブへの英語教育、学校によってかなり違いがあるようです。学校側の説明やパンフレットなどだけではわかりにくい部分なので、実際に子どもを通わせている人から情報収集すべきと思います。

というわけで、まあ色々と反省点はあるんですが、何よりの救いは、子ども達が今の学校を大好きなことでしょうか。学校に行くのが楽しくて仕方がないようです。温室育ちのうちの子ども達の場合、アメリカやイギリスの公立校でサバイバルできたかどうかは疑問です。そう考えると、我が家の場合は、結果としては非英語圏のインターで正解だったのかなという気もします。


もう一つ、昔は選択肢として考えていなかったけど、今なら考えられるのは、1年生から3年生くらいまで、日本国内のインターに行かせるという方法です。日本の学年で4年生になる時にはインターを退学し、日本の公立小学校へ転校させ、同時に中学受験のための勉強をスタートさせるというプランです。

この方法の最大のメリットは、私が日本での仕事をそのまま継続できるということです。我が家の場合、共働きで、夫婦の収入は同じくらいだったので、海外へ出るのは収支面からみるとかなりの痛手でした。非英語圏でインターに行かせることになるのだったら、日本のインターにいれて、適当な時期に日本の学校に転校させればよかったような気も・・・。

ただ、英語ができない子を、PYPがあるようなしっかりしたインターに入学させるのは日本国内では難しいでしょうし、仮に入れたとしても、インターから日本の公立校に戻すのは本人が相当抵抗するだろうと思います。かなり特殊なルートになるので、想定外のリスクがいろいろありそうです。とすると、この選択肢は、あまり現実的でものはないかもしれません。また、帰国枠が使えず、がっつり中学受験のための勉強をすることが必要になるので、インター退学後の英語力の保持も課題になりますね。もう少し長くインターに在学させて、中学受験はスキップするという方法も考えられますが、そうすると、日本の教育レールに乗せるのはもはや不可能になりそうです。


うん、色々書きながら頭を整理してみると、もう少しうまくやっていれば、2人とも1.5倍速くらいで英語が上達したのではないかとか、もっとコスト・エフェクティブな方法があったのではないかとか、悔しくなってきました!!まあ実際にはやり直しなんてできないので、考えてみても意味はないんですけどね~(笑)

以上、「もしも英語教育をやり直せるのなら」ということで、自分の妄想をつらつらと書いてみました。どなたかの参考になれば幸いです。

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